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第63話

ピーンポーン
あなたさんの家の前についてインターホンを押した。
すると、ドタドタと駆け寄ってくる足音。


なんか、可愛い…笑
勢いよくドアが開いてもう少しでぶつかりかけた。
あなた

ちょっ、慎くん、早く!

家に着いてそうそう、手を引っ張られて中に入る。


やべぇ、


死にそー。
長谷川慎
どうしたんですか?
僕の後ろへと隠れて怯えている、


何に怯えているのかさっぱりだが可愛い。可愛い。
あなた

ほ、ほらぁっ!!!

あなたさんが指さした方向には
長谷川慎
げっ…
.


.


.
シューーーーーーーーーッッ!!!
長谷川慎
終わりましたよ。
何故か僕が呼ばれるようになってしまった。


G退治。
あなた

ほんっと、助かったぁ、慎くん、ありがと!

嬉しそうに僕に抱きつく。


ドキドキ止まらない。
長谷川慎
い、いいですから、あなたさん。
ちょっと離れましょうか。
僕だって心の準備っていうものが必要。
あなた

なんで?

明らかに背の小さいあなたさんは上を向くと上目遣いになる。
その上目遣いがどおにも慣れない僕。
長谷川慎
…いやっ、なんでもないです。
負けてしまう。


あなたさんには叶わない。


僕もぎゅっとあなたさんを抱き締めた。
あなた

てか、やっぱ、慎くんいい匂いするね。

長谷川慎
え?
あなた

いつ嗅いでもいい匂いなんだもん!

なんだなんだ


いつ嗅いでもって!!、


あなたさんって小悪魔。
長谷川慎
香水じゃないですか?
あなた

ん ~ 、香水と柔軟剤。

僕も負けじと腰を曲げてあなたさんの首に頭を入れる。
あなた

えっ…

長谷川慎
あなたさんも…いい匂いだよ。
あなた

…っ、そ、そう?

明らかに動揺している様子のあなたさん。
その反応が僕のツボに入ったのか
いじめたくなって
ソファに移動して
長谷川慎
ここ、来てください。
僕の足の間をトントンと叩く。
あなた

…恥ずかしい。

長谷川慎
早く…
僕って、意外とSなのかな。


嫌がってるのみるの嫌いじゃない。
あなた

うん…

恐る恐る僕の足の中にやってきた天使。
ふわっと香る匂いに負けそうになってしまう。
僕は足の中に座る彼女のお腹に手を回して引き寄せた。
あなた

慎くん ~ ?

長谷川慎
なに…
細すぎる。


この人。
あなた

痛いよ ~ 。

長谷川慎
あなたさん、ちゃんと食べてますか。
あなた

ん?食べてるよ?

長谷川慎
肉、無いっすよ。
あなた

え?あるよ?

長谷川慎
どこに。
あなた

お腹。

長谷川慎
見当たりません。隠さないでくださいよ。
チョンチョンとあなたさんのお腹を刺す。


その度いい反応して…ちょっと変な気持ち。
あなた

ちょっ…慎っ…くん、やめて…ククッ…

ほらほらほら、やばい。


この声。
長谷川慎
その言い方やばいです。
あなた

だって、こちょこちょするからでしょ!

僕の膝をベジっと叩く。


目の前には綺麗な髪の毛。


アッシュブラウンに染った髪。


色落ちしてきて随分と薄くなっている色。


ふと思った。
長谷川慎
あなたさん髪切ってない?
あなた

あ、そうだった、切ろうと思って切れてない。

長谷川慎
それなら
僕のお父さんは美容師。
長谷川慎
親父に切ってもらう?
そう言うと
あなた

いいの!?

嬉しそうに笑うあなたさんを見て
長谷川慎
いいよ。
あなた

やった、楽しみ。

またひとつ、あなたさんに惚れた。

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お れ お
お れ お
おれお、頑張ってきます。
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