松村)ただいm
ギュ
坂野)おかえり
松村)うぉどしたの
坂野)ほっくんご飯?お風呂?私?
松村)ちょ一旦離れれる?
坂野)あ、私ね。分かった。
坂野)あのね、今日ね、町でね、
あなたちゃんですかって言われたんだよ
SNSやってるしうわん人気者とか思ってて
でもね、男の人が来て、
連絡先教えてとかね彼氏いるのとか
ご飯いことか言ってきたんだよ?
そんなことを言いながらちょこちょこ俺の後ろ
をつけてくるあなた。
正直、可愛いです。
松村)今日甘えたい日なの?
坂野)今日ね、男の人に体触られたの。
この後仕事ですっていってすぐ逃げた。
ほっくん、消毒して??
こんなんそんなんこの後(察)
俺だって、俺のあなただって言いたいし。
どんどん有名になっちゃって声かけられて
お店も繁盛してるらしいし?
嫉妬、とかさ……
あなたは俺がこの仕事して女の人と
距離が近かったり、我慢してんだよな……
坂野)私の彼氏はSixTONESの松村北斗です、
すごい言いたいんだよ
みんなが知らない所もいっぱい知ってるって。
あなた、もう少し、もう少しだけ、待っててほしい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。