「ハイハーイどうもどうもこんばんはー?皆さん元気ー?生きてる?」
いきなりこの部屋にあったモニターに狐のお面を被った女性が映し出された。
「おっみんな生きてるねー♪安心安心!死なれたらゲームが出来ないからね♪」
「ゲーム?何を言っているんだ、ここから出してくれ」
「ゲームくらいで僕を監禁?馬鹿らしいから早く出してよ」
栄佑さんと裕翔がそう言ったが確かにゲームなんで馬鹿らしい。
「出すわけにも行かないんだよねー!君らを脱出させたら怒られちゃう❥全員君達には2人ペアになって貰うよー?準備はいいかいー?」
なんだよそれ、ふざけ過ぎだろ。
しかもなんで2人組なんだ。
他の奴らもみんなピリピリしてるのはわかった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。