第13話

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2021/09/13 09:40










高橋 「 せんせ ー 、 左足見てやって ー 」




西畑 「 え 、 何やってん 」




高橋 「 なんか突き飛ばされてたな 」








え 、 なんで知ってるん




しかも左足ってことも知ってるし











『 高橋くん 、 なんで知ってるん 、 』




高橋 「 やって 、 試合終わってギャラリ ー
見たらなんか女子たちいて
突き飛ばされててんもん 」




『 もしかして 、
それで走って来てくれたん 、 ? 』




高橋 「 心配やもん 」













全部知ってたんや




しかも心配してくれたんや




なんか嬉しいな 、 初めてやし 、 、

















    西畑  「  やけにラブラブやな 笑  」




『 別にそんなんちゃいます 、 ! 』




高橋 「 別にそんなに即答せんでもええやん 」




西畑 「 なんか初々しいな 笑
はい 、 手当終了
俺職員室行ってくるから ー 」




高橋 「 は ー い ! 」
















高橋 「 あなたちゃんなんで
そんな顔してるん 、 」




『 え 、 、 ? 』




高橋 「 そんなに俺にお姫様抱っこされんの
嫌やったん 、 ? 」









私 、 そんな顔してるん 、 ?




高橋くんの優しさに




びっくりしとるだけなんやけど









『 いや 、 高橋くん意外と優しいなって
びっくりしとるだけで 、 、 』




高橋 「 え 、 ほんと 、 ?
よかった ー ! ! 」










そ ー 言うと高橋くんは私を抱きしめた











『 え 、 ちょ 、 高橋くん 、 ? ! 』




高橋 「 あ 、 ごめん 、 つい 、 、 」




『 え 、 あ 、 うん 、 、 』




高橋 「 なんかあなたちゃん落ち着くねんな 」









実際高橋くんに抱きしめられた時




驚いたけど嫌な感じはしなかった




初めてだからわからんけど




こらは高橋くんだからなのか




私が普通に大丈夫なだけなのか




そこまでは分からなかったけど




抱きしめられると落ち着くのは




私も一緒やった














『 抱きしめても 、 いいよ 、 ? 』




高橋 「 え 、 、 ? 」




『 高橋くんが落ち着くなら 、
実を言うと私も落ち着くし 、 、 』








そ ー 言うと高橋くんは




さっきよりも強く私を抱き締めた










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