第27話

関西の紅一点⏩トップアイドルへ
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2020/04/05 09:36
西畑side

約5年前(2013年)

大阪のとある場所にある関西ジャニーズJr.のスタジオ。

そこに突然、ジャニーさんとひとりの女の子がやってきた。
ジャニーさん
やあ、みんな頑張ってるかい?
関ジュ『『『『あっ! こんにちは!!!』』』
平野紫耀
その、ジャニーさん。
隣にいる女の子は、、?
ジャニーさん
あー紹介しようと思ってね。
今日からここ関西ジャニーズJr.に入ることになった沖田あなただ。
さあ、あなた。
自己紹介をしなさい。
沖田〇〇
初めまして。沖田です。
今は13歳で中1です。
分からないこともあると思うので、迷惑にならない程度に頑張ります。
よろしくお願いします。
俺らは中1でそんな大人のように自己紹介ができるあなたに圧倒されてしまった。
ジャニーさん
じゃあ、あなたのことをよろしく頼んだよ。
あなた、何かあったらいつでも連絡しなさい。
じゃあ、頑張って。
沖田〇〇
はい、ありがとうございます。
そして、普通に喋ってることにも驚き、そこで才能の圧倒的な差をもう感じてしまった。


ジャニーさんが名前を呼ぶことなんて滅多にない。

そもそもジャニーさんにスカウトされること自体少ない。

まあ、うちには平野紫耀っていう同じような奴がおるけど。

でも、紫耀でも名前で呼ばれることはあんまりないはず。




一体、沖田あなたは何者なんだと戸惑いと驚きとで情緒不安定に陥った。




そんな中、紫耀が話しかけたんだ。
そこから、紫耀とあなたの兄妹のような関係が始まった。
平野紫耀
えーっと、あなたちゃんだったけ?
よろしく!僕、平野です!あ、紫耀です!!平野紫耀です!!!
沖田〇〇
笑笑笑笑
面白いですね。平野紫耀さんですね。
名前は存じています。よろしくお願いします。
平野紫耀
初めて、笑った!!!
えっ、かわいい〜
沖田〇〇
そうですか?
あんまり言われたことないんで嬉しいのかなぁ。
あっ、タメ口!! ごめんなさい!!
平野紫耀
いいよ、いいよ。気にしないで!
俺はそっちの方がいいな、距離がぐんって近くなるでしょ?
沖田〇〇
いやっ、でも、、。
平野紫耀
いいのっ!!
ほーら、僕をお兄ちゃんだと思えばいいの!!
沖田〇〇
はーい笑笑
わかりましたー平野お兄ちゃん笑笑
平野紫耀
平野お兄ちゃんだと!?!?
名前、名前で呼んでよー笑笑
沖田〇〇
えー笑笑
じゃあ、紫耀くん笑笑
平野紫耀
よっしゃあ!!
じゃあ、みんな自己紹介しようっ!!
廉からにしよーかな。
永瀬廉
えっ、俺!?
あっ、永瀬廉です。
沖田〇〇
廉くんか、いい名前だなぁ。
永瀬廉
、、、///
西畑大吾
あの廉が照れとる笑 うっわー笑
あっ、僕は西畑大吾って言います!
大ちゃんとかなんとか好きに呼んでな!
沖田〇〇
はーい笑笑
大西流星
大西流星ですっ!
僕はコスメとかスイーツとか好きやから、また美味しいところとか教えたろ!
沖田〇〇
ありがとー!!
めっちゃうれしい!!
向井康ニ
みんなの調味料塩麹より向井康二ですっ!
悲しい時はいつでも笑わせたる!!
沖田〇〇
わーい!!笑
金内柊真
金内柊真です。
あなたちゃん、よろしくな!
沖田〇〇
とーまくん、よろしくー!
その当時の関西ジャニーズJr.のトップの位置に立っていたであろうなにきんから自己紹介が始まった。

それからと言うもの、すぐにみんなと仲良くなり。

幸せな日常が始まっていった。



そして練習のときには、、。

ダンス習ったことないって言っていたはずだが天才的なダンスをした。



それは歌も同様に。

天使のような歌声でみんなを魅了した。

透き通るような、、どんな人の心にも染み渡り、記憶に残る歌声だった。
それからまいじゃににも出て、もちろん最初の頃はアンチがたくさんあった。


だけど、そんなの気にせずにみんなに認めてもらえるようあなたは必死に努力した。



そして今では関西のトップアイドルに上り詰めた。

大阪では知らない人なんていない。

誰もが認めるスーパースター。

その地位になったのは2014年のことだった。
たった1年でスーパースターになった。

あなたが中2の頃だ。

その人気は衰えることなく、なにきんと共に関西のトップアイドルになった。

その頃あなたはソロで活躍していた。

グループがあんまり好きじゃないらしいが。



そんな中、自分的に少し奇妙なことが起こった。

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