※前回とかのお話を見ていただければわかるかと思います。
西畑side
今日は、東京で合同の練習だった。
もちろん、あなたもいる。
なんか起こりそうだなぁとは思ってた。
嫌な予感はずっとしてた。
やはり、起こってしまった。
でも、俺らはあなたのことを助けることが出来なかった。
いや、出来ないんだ。
普通にね、喋ってたところまではよかった。
それ以降が大問題。
なんでジャニーさんに呼ばれて贔屓されてるって言えるのか俺にはわからん。
しかもあなたがわざと玄樹くんに足を引っ掛けたやと?
どーゆーことや。
しかも廉まで一緒になってあなたのことを。
もっと仲、良かったやん。
紫耀も1番あなたと仲良かったやん。
っていうか、兄妹みたいやったのに。
1番、あなたが懐いてて、大好きで紫耀もあなたのことほんまに大事にしとったのに。
なんでなんや。
あなたが大阪におるときはあんなに笑顔で楽しそうで天使のような歌声でみんなを魅力しとった。
そんなあなたが今はもう、そんな歌声で歌うことなく、笑顔もなく、例え笑顔でもどこか切なくて、悲しくて、作り笑顔みたいで。
あの時のあなたはどこいったんや。
戻ってきて、、。
※次回から沖田の過去のお話です。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!