ただいまの時刻⏩17:30
気づくとブランケットがかけてあった。
あれっ、私かけたっけ?
するとそこに手紙らしきもの発見。
えっ、ちょっ、怖いんですけど((
その内容は、、、
無理すんな。 お前に何があったんだよ。 なんでもいいから話せよ。
俺らはお前の帰りを待ってる。
平野
汚い字ですね、相変わらず。
君たちはそうやって離れてはすぐくっつこうとするんだよ、、、、。
でもね、今回ばかりは君たちの元へは帰れないね。
あっ、きっと、このメモ見たんだよな。
まぁ、別に見られてもいいし。
なにがあったか? 話す?
話せるわけねぇだろうが。
信じてくれなかったくせに。
でも、『信じてくれない』『裏切る』そういうのにはなれてるんで大丈夫ですよっ。
ごめんねっ、今はそうするしかない。いや、これからもそうしてく。
あんたらと関わる気なんて全くないから。
表向きは仲良くしてても、裏は全く仲良くなんてしない。
赤の他人。 知らない人。って思ってるから。
君らもそうやって接してくれるとうれしいなぁ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!