第2話

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2019/12/28 15:29
正門side

気づかなかった

と言うよりは

気づいてないふりをしていた

という方が正しいやろうと思う

目の前で倒れた大吾のために動いてくれる兄組

今日はこの状態じゃできひんからって帰らされた弟組

俺はすぐソファに運んだ

.........やっぱりあの時停めときゃ良かったかな。

その後兄組みんな仕事あるから帰って

俺は大吾と俺の家へ

....別に!変なことはせえへんで!?

また倒れたりしたら心配やからつれてくだけ

熱も上がっとるやろうしな

帰ったらベッドに大吾寝かせて

俺はお粥作り

まあまあ上出来ちゃう?‪w

俺ん家ベッド近いからすぐに着く

こういう時便利よね()

ガチャ

『大吾〜?ってどうしたん?』

可愛すぎひん?

え?え?え?え?え?(正門キャパオーバー)

そこには布団抱きしめて泣いとる大吾がおった

西畑「寂しかった....1人にすんなグスッアホ」

いや!ツンデレかよ!

『ごめんごめん、お粥作っとったねん』

西畑「.........食べる」

『その前に!熱計って!』

あからさま嫌そうな顔する大吾

てことは高いのわかっとるんやな

ピピピピッピピピピッピピピピッ

西畑「何度やった?」

『うっわ......聞かん方が身のためやで』

西畑「そんなたかいん?」

『うん。ようこれで踊っとったなって感じ』

液晶には39.9の数字が

やばいな

よう踊ったで

『寒い?』

西畑「めっちゃ寒い」

こりゃ完璧まだ上がるな

俺より3枚くらい厚着しとるのに寒いのはやばい

『薬飲んだら寝とき、』

西畑「ん、、」

しんどくなってきたんか言葉数が減ってきた

と思ったら寝とるよね。うん。

この間にご飯食べて次のご飯の用意だけして

大吾の着替え出して(なんであんねん)

部屋戻ったら

頭抱えて縮こまっとる大吾が

『大吾?頭?』

西畑「コクッ」

頭に響くんか頷くだけの返事

西畑「もう、しんどいぃ(泣)」

『しんどいなぁ泣いたらもっとしんどいで?はよ治そな』

この姿を見たら誰もが可哀想ってゆうと思う

頭抱えてしんどいって泣いとるねんもん

可哀想.........

西畑「まさかどぉ?」

『はい?』

この子は天使かなんかですか?

おめめウルウルほっぺ真っ赤上目遣い

殺しにかかってますよね?()

西畑「ずっと横おってな?」

はぁゔっ!(正門氏死亡案件)

『おるよ〜』

西畑「んじゃ手!繋いどいて」

『はい、どーぞお姫様』

なーんて普段絶対言わんこと言うたら

西畑「んふふおやすみ〜」

ですって(⁄ ⁄•⁄-⁄•⁄ ⁄)

天使です。

頭撫でたるとちょっと柔らかくなった顔

子供かって顔しとるけど溜め込みすぎるもんもあるねんな

しっかり話聞いたらんと

(何ちゃっかり頭撫でてんねん(いいぞもっとやれ))

翌朝

『大吾〜?熱計って!』

西畑「もう熱ないって!」

『んじゃ見して』

西畑「い、嫌や」

『てことはあるねんな』

西畑「はあ、やっぱり隠し事はできひんな‪w」

『当たり前やん‪w何年一緒におる思っとん‪w』

熱が下がるまで俺んちにおった西畑さん


後日

俺のフォルダが大吾の寝顔で埋まっとるのを見て

殺されかけるのはまた別のお話
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駄作者

リクエスト待ってます。

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