第3話

第1章【ちびテルズ】第三話
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2023/08/12 22:45
〜白尾スーパー〜
きんとき
きんとき
にんじん、ブロッコリー、っと…あとはおもちゃだけかな?
Nakamuを抱いたきんときが買い物籠にきりやんに頼まれたものを入れている。
そしてスーパーの隅にある赤ちゃん用品の売り場に向かう。
きんとき
きんとき
どんなのがいいかな〜?
Nakamu
Nakamu
ん〜、ボールとか、ぬいぐるみとか?
他のお客さんに2歳の子が喋っているとバレたらまずいので、2人とも小さな声で話す。
きんとき
きんとき
なるほど〜、まあボールでいっか、柔らかいのがいいよねぇ…
Nakamu
Nakamu
あ、これとかどう?布でできてるし。大きめだから食べたりもできないだろうし。
きんとき
きんとき
あ、いいねぇ。これにしよっか。
買う物を籠に入れ、レジに並ぶ。

会計を済ませ、店を出たところでNakamuが指を指す。
Nakamu
Nakamu
あ、きんとき
きんとき
きんとき
ん?どしたの?
Nakamu
Nakamu
買い物付き合ってあげたお礼にあれ買ってよ
Nakamuが指さした先には美味しそうなクレープが売ってあるケーキ屋があった。
きんとき
きんとき
お礼に…って自分で言う?w
まあ、いいよ。助かったし。
Nakamu
Nakamu
やったぁ〜きんとき優男〜♪
Nakamuはクリームとイチゴがたっぷりのクレープを選び、とても嬉しそうだった。
きんとき
きんとき
(やっぱちっちゃくなっても甘い物好きなんだ、そこも変わんないな)
きんとき
きんとき
おし、きりやん待たせてるから早めに帰るよ!
Nakamu
Nakamu
りょーかい!





〈Broooock視点〉
んん〜っ、朝か…まだ寝たいな…
でも流石に起きないと怒られるかな?
Broooock
Broooock
いまなんじ…ってあれ?
僕寝室で寝てたんじゃなかったの?なんかリビングのソファーで寝てるんですけど
Broooock
Broooock
てか…めせんひくくない?…ん?
隣にスマイル…?シャークん…?みたいな子が寝てる…?
きりやん
きりやん
あ、Broooock起きた?
Broooock
Broooock
あぁ、うん…おはよぉ
きりやん
きりやん
あぁ、よかった、Broooockは記憶あるのな
Broooock
Broooock
え?なんのこと?あとこの子…?たちはだれなの?
きりやん
きりやん
あ、BroooockはNakamuみたいに知ってるわけじゃないんだ
Broooock
Broooock
ん?まって?話についていけないんですけど…
きりやんは何を言ってるの?
きりやん
きりやん
あぁ、ごめんごめん、実はかくかくしかじかで…





あぁ〜なるほど?つまり僕は赤ん坊になったのか
Broooock
Broooock
てことはずっとねててもいいってこと?
きりやん
きりやん
いやいやいやwシャークんとスマイルは完全な赤ん坊なのw
だからBroooockもできる範囲で世話手伝ってよね
Broooock
Broooock
えぇ〜…わかったよ…
ずっと寝てられると思ったのになぁ

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