第10話

第1章【ちびテルズ】第十話
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2023/08/12 22:48
その後もしばらく各々調べ物をしていたが、気がつくと時計の針は22時30分を超えていた。
きんとき
きんとき
おわっ、もうこんな時間!?
Nakamu
Nakamu
え?わ、ほんとだ!
きりやん
きりやん
あー、もう眠い眠い…もう寝ようぜ…
Nakamu
Nakamu
んー、そうしよ…Broooock、寝るよ…って
きんとき
きんとき
あはwもう寝てるw流石Broooock!
きりやん
きりやん
じゃあBroooockも連れてくかぁ
きりやんがいつの間にか寝ていたBroooockを抱いて寝室に向かう。
先に寝かしていたスマイル、シャークんの隣に寝かせ、3人も眠りについた。
赤ん坊のいる夜がどんなに大変かも知らずに…
シャークん
シャークん
うわぁぁぁぁぁぁぁん。゚(゚´Д`゚)゚。
スマイル
スマイル
うぁぁぁ、あぁぁぁぁぁ(இдஇ; )
Nakamu
Nakamu
うぉっ…💧
きんとき
きんとき
わわっ💦泣いてる、泣いてる!やばいやばい
きりやん
きりやん
ひぇぇ…なになになに、お腹すいたの??(´Д`;)
幾度となく起こされ、ご飯をあげたり抱っこしたり…ようやく寝たと思って布団に置くとすぐに泣き出す始末…3人は赤ん坊の世話がいかに大変か知らされることとなった。まあこれはその"大変"の中の一つに過ぎないが。
そしてそのいざこざの中、赤い人はぐっすりと寝ていた
ー次の日ー
きりやんがリビングに向かうと、そこには本を読んでいるきんときがいた。
きりやん
きりやん
はー、おはよ…
きんとき
きんとき
あ、きりやん!おはよ
きりやん
きりやん
あれ、きんとき…早いね
きんとき
きんとき
あははwさっきシャーくんが泣いちゃった時から寝れてないだけw
きりやん
きりやん
ありゃっ…大丈夫?
きんとき
きんとき
うん、でも流石に何度も起こされるのはきついねw
きりやん
きりやん
それな、寝た気がしないw
きんとき
きんとき
まあAの妹ちゃんは2、3週間で治っt…2、3週間!?  
きりやん
きりやん
………あー………って、え"、待って長くね!?待って待って半月毎日これ!?
きんとき
きんとき
いやっ…ほら、でもさ…妹ちゃんがそうであっただけでもっと短いかもだし??
きりやん
きりやん
そっ…そうだよねぇ!?大丈夫、大丈夫…
口ではそう言うものの、2人とも少なくとも2、3週間ほどこの状態が続くかもしれないことを察し、絶望感を抱きつつあった。
そして2人ともなんとかして少しでも早くこの現象を終わらせたい、と思ったのだろう、きんときはスマホを取り出し、A に電話をかける。10秒とせずAが電話に出ると、きりやんが少々早口になりながら話し出す。
きりやん
きりやん
A!!お前、なんかいい案はないか⁉︎

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