ピピピピピピピピピッ
部屋の中で、目覚ましが、鳴り響く。
僕は、ベットの上で、たいせいを
変えると、うーんと腕を伸ばした。
僕は、昨日幼馴染だった、さくに
生まれて初めて告白をされた。
それが、現実だったのか夢だったのか
今は、わからない・・・
お母さんの声が、台所から
聞こえる。
今日は、休日なので、僕は
パジャマのまま一階に降りる。
僕は、お母さんを気にしながら、
パンを焼き、バターを塗る。
僕は、飲みかけの牛乳を
吹き出すと、ゲホゲホと、むせった。
僕は、朝ごはんを食べ終わると、
歯を磨き、顔を洗って、自分の部屋に
戻った。
ドスンっと、ベットにダイブする。
いや、本当は、さくと行きたいのだが、
昨日が昨日だけに、気まずいと
いうか・・・どう声かけを、していいか
まよってしまう・・・
数時間後・・・・
僕は、今、うそをついている。
夏樹を誘ったのは、さくと2人きり
だと、緊張して、いれないから
来てもらった。
ああ、夏樹には、悪いことを
しているのだろうか?
でも、遊園地のチケットは、3枚あったから、
これはこれで、よしとしようじゃないか。
僕たち3人は、遊園地で、乗る
アトラクションを決めるため、
歩き出した。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。