そうやってにこって笑うオッパの顔、この笑顔をずっと見てたい、誰にも渡したくないって思ったんだ
私は嬉しくて嬉しくてオッパの手をギューって握った
そのまま手を繋いで2人で観覧車に乗り込んだ
やっぱり薄手すぎたかな.......
上着持ってくれば良かったなんて考えてた
そう言ってオッパのカーディガンを私に掛けてくれた
オッパがそのまま私の腰を引き寄せてぴったり横に並んでくっついた
意地悪なその笑顔でさえもキュンとする
てっぺんって言おうとしたら、オッパによって口を塞がれて.......
今までのキスの中でも1番甘くてロマンチックだった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!