ジミンside
「ッ…ぅ…うわぁぁぁ(泣」
誰かの泣き声が聞こえた
JM「大丈夫…ですか?って…」
JM「あなたじゃん…」
あなた「じみぃぃぃん(泣」
ギュッ
あなたが、俺に抱きついてきた
あなた「私ッ、またやっちゃった…(泣」
あなた「また、酷いことしちゃった…(泣」
JM「はぁ…、これで何回目だよ、」
あなた「ごめんなさい…(泣」
JM「だから、謝るのは俺じゃないだろ?」
あなた「でも、、」
あなた「私は、テヒョン君のことが好きなの、、」
あなた「ただ、隣に居たかっただけなのにッ(泣」
あなたの言葉が
1つ1つ、胸に突き刺さる
JM「あー、もうッ」
JM「テヒョンだか、誰だか知らねぇけど」
JM「とにかく今は、思う存分泣いていい」
あなた「ッ…いいの?」
JM「今だけな」
あなた「ッ……ッ…ありがとう(泣」
JM「よしよし…」
はぁ、、またこれか…
俺の幼馴染のあなた
普通に可愛いし、勉強出来てスポーツもできる
ただ、
好きな人のことになったら
誰も止められなくなる
何としてでも、自分のものにしようとして
結局、振られる
小さい頃からずっとその繰り返し
いちいち慰めてる俺の気持ちもわかって欲しい
俺なら、絶対に泣かせないのに…
あなた「…もう、大丈夫」
JM「…おう」
JM「なぁ、なんでいつもそんなことすんの?」
思い切って、聞いてみる
あなた「んー、、
好きだから…かな」
JM「それだけ?」
あなた「うん、、」
あなた「ダメだって分かってるけど、」
あなた「テヒョン君が目の前に居たらさ、」
あなた「なにも、考えきれなくなるの…」
あなた「馬鹿だよね…私、、」
JM「………」
あなた「ちょ、聞いといてその反応?ㅋㅋ」
俺は、
あなたが本当は優しいって事だって知ってる
だって、
生まれた時からずっとあなたの隣にいたから
なのに、なんでいつもあなたは
俺の事を見てくれないの?
俺だけが、本当のあなたを知ってる
あなたを幸せにできるのは、俺だけなのに…
JM「なぁ、あなた」
あなた「ん?」
JM「俺じゃ、だめか?」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。