練習してるんだけど、
なんか上手くいかないし、、、
園田「来て!早くー!!」
そんな時練習ルームの外から大きな声が聞こえてきて、
田島「ちょ、痛い!わかったから!」
栗田「園田ちゃん痛いから引っ張んないで!」
ゆなちゃんが引っ張ってきたのは
将吾くんと、何故か仲良くなった航兵。
園田「なんかあなたが悩んでそうだったから、笑」
「将吾くんと航兵に迷惑だよ……」
栗田「全然大丈夫だよ!」
田島「あなたのためなら!」
「こうへいぃい、しょうごくんんん!」
栗田「んで、どうしたの?」
「いやー、なんかね
せんたーとリーダーさせてもらえて嬉しい気持ちも山々なんだけど、、、
私のせいでまとまってない気がするんだ。」
田島「俺もやっぱ悩むけど。
あなたは充分まとめられてると思う。」
「どうなのかなぁ、」
栗田「あなた。」
「ん?」
栗田「ひとりじゃないよ」
「……」
田島「そうそう。ひとりじゃない。くりちゃんだっているし。蓮汰もゆなちゃんも。そして景瑚くんもいるでしょ?」
「ッ、グスッ」
栗田「え?」
田島「ない、てる?」
「な、ないてない!」
将吾くんと航兵の優しさに思わず涙が出ちゃって、
栗田「暇な時にお兄さんに電話でもしてみな?」
「うん、」
『景瑚〜』
佐藤『どしたのー。なんかあった?』
『なんかあなたね、今グループバトルしてて、
センター兼リーダーなの。』
佐藤『おー。すごいね』
『そうなんだけど、』
佐藤『責任感じてるんだ?』
やっぱ兄妹ってすごいよなぁ、
なんも言ってないのに……
『うん。』
佐藤『んー、俺がなんか言える立場でもないけど、
あなたの今までの努力知ってるし、誰もあなたのこと文句言わないと思うよ。
あなたはあなたなりに頑張ろうよ』
『うん。』
佐藤『お兄ちゃんはあなたの1番の味方だよ?』
木全『おれもー!』
佐藤『ちょ、翔也うるさい』
『翔也くん……!!』
木全『あなたちゃ〜ん!!久しぶり!なんか悩んでるみたいだけど、あなたちゃんならなんか行ける気がする!俺はね!』
『翔也くんも景瑚もありがとう。
なんか気持ち軽くなった。』
佐藤『こんなんでホントにいいのかはわかんないけど……笑』
木全『あなたになんかあったら俺か許さないから〜』
佐藤『うん、翔也の前に俺ね?』
『ほんとにありがとう。頑張るね』
木全『あなたちゃんが俺の後輩になるの楽しみにしてる!笑』
佐藤『待ってるね』
『必ずデビューして、景瑚、翔也くん、JO1のみんなと同じ事務所行きます!笑』
佐藤『うん。頑張れ』
景瑚(翔也くん)に話聞いてもらえてなんか自信ついたし
さすが景瑚だなぁ、
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。