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第1話

崩れた日常
いつも、通りの朝だった。
母さんが私を起こし私が妹を起こす。
父は必ず家族全員が起きるまで仕事に行かずに待っていてくれる。
幸せな日々だと...そう、いつも感じていた。
暖かい家 優しい家族 美味しいご飯 すべてが当たり前だって思ってた。
そんな、幸せな日常が急に崩れた。


12/15

彩芽「お姉ちゃん!気を付けてね!!怪我しないようにね!」
寒いなか見送りに来てくれた妹の彩芽。
冬の冷たい風が吹き彩芽の1つにまとめた髪が綺麗に揺れた。
私『ありがとう彩芽。相変わらず髪、サラサラだね...フフッ』
私はそう言いながら彩芽の頭を優しく撫でた。
彩芽は嬉しそうに目を細めて笑った。
母さん「あなた!気を付けてね...日が落ちるまでには帰って来るんだよ?」
冷たい水で皿を洗っていた母さんが冷えた手に息を吹きかけながら言った。






私『母さん...ありがと。母さんも無理はしないでね?』ニコッ
母さん「ありがとねぇ。それじゃあ、鬼にはくれぐれも気を付けるんだよ?行ってらっしゃい」ニコッ
母さんはそう言って私を優しく抱き締めてくれた。
私も、母さんの背中に手を回して強く抱き締め返した。
私『うぅん...行ってきます母さん。』
私は、少し名残惜しかったが母さんから離れた。
そして二人に手を振って歩きだした。
彩芽「お姉ちゃん!!行ってらっしゃい!!大好きだよーーー!!!」
大好きな彩芽の声が聞こえる。
私『行ってきまーす!!二人とも、大好きだよー!!!』
私は、それに答える様に大きな声で返事をした。




















5:30
冬は日落ちが早い。
それを、わかっていたから早く切り上げるつもりだったのだが途中、男の人二人に絡まれてしまい逃げるまでに時間が掛かってしまった。

私『.........(何か、嫌な感じがする...)』
私は、そんなマイナスな事を考えながら出来るだけ早く家に帰ろうと、山の中を走っていた。

『母さん 彩芽 どうか無事でいて...』
冬の冷たい風が私の頬に当たりピリピリと痛みを感じた。







私『っ、ハァハァ...も、もうすぐ...っっフーフー...ハァハァハァハァ』
もうすぐで家に着くという距離で私の体力は限界を迎えそうであった。

家が見えてきた。 部屋には明かりが付いている。

私『よかった...?!』
安心したのもつかの間、突然 血の臭いが私の鼻をかすめた。
私『.........母さん...彩芽。 父さん...』

私は家族が生きていることを信じ家の扉を開いた。






私『.........あぅっ、、、え? 嘘...でしょ?』
そこには、信じたくない光景が広がっている。

いつも、家族で笑い合っていた居間は赤黒い血で染まっていた。

私は家族の姿が無いことに不信感と恐怖を感じながらも家の中に入り、家族の姿を探した。
私『母さん?彩芽?父さん?』

三人を探すように、呼んでいると奥から物音が聞こえた。

私『.........?!』
私が物音がした方向に歩いていくとそこは物置小屋だった。 そこでは父さんが母さんと彩芽を庇うように倒れていた。

私『い、いやぁぁぁぁぁぁ!!!あ''ぁぁぁぁぁぁ!!父さん!母さん! 彩芽ぇ!!』
どれだけ叫んでも、死んでしまった生き物は生き返らない。そんなのわかりきっていた事だった。

けれど、いざこんな目に合えばそんな事どうでも良くなる。 私は、朝まで泣き続けた。

私が宛もなく裸足で歩いているのを見つけてくれて私を連れて帰ってくれたのが『血染さん』だった どうしても名字しか教えてくれない人で、『血の呼吸』を、使う 元柱だったそうだ。

私を拾ってくれ、稽古までつけてくれた。けして、その暮らしも楽では無かったが楽しかった。

その気持ちとは裏腹に私の心にはある感情があった。















『死にたい。』

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🍨甘夏🍧
🍨甘夏🍧
どうも~、甘夏です。 最近、猛暑だね~暑いね水分補給はこまめにしないとね~👍 鬼滅の刃にどはまり中の小6です。 よろしくね😁✌️ 語彙力が足りないから、温かい目で見てくれると嬉しいですっ(σ≧▽≦)σ 基本、ノロノロ更新だけど楽しんで見てくれる様に頑張ります! これからも、よろしくね✨
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