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第2話

最終選別
あれから3年私は15歳になった。
血染さんからも、認められ
『最終選別』に行けるようになった。
私『師範。行ってきます』
血染「あぁ、気を付けて行けよ。あなたなら、最終選別なんて余裕かもな...」
私『そうでしょうか...ありがとうございます。
必ず帰ってくるので、待っていてください』
血染「頑張れよあなた。待ってるからな。」
私『はい、師範。行ってきます』
私は、師範に最後そう言い残し。
歩きだした。途中後ろを振り向くと師範が優しく笑っていた。私はその笑顔に応えるように手を振った。













しばらく歩いていると、自分と年齢が同じくらいの子供達が増えていく。その子供達は全員 刀を腰に下げており人目で最終選別に行く子達だとわかった。
険しい顔をしている子もいれば泣いている子もいる中には余裕の表示を浮かべる子もいた。
そんな中私は全くといっていいほどの無表情だった。

私は、早くこの場を抜け出したかったため走った。

しばらくの間走っていたと思う。でも、全然疲れない。 これも師範が私に色々教えてくれたおかげだろう。

私『師範、ありがとうございます。』
ふと、遠くを見てみると赤い髪の青年が前を歩いていた。

優しい匂いと悲しい匂いがした。私は、その青年に声をかけた。
私『ねぇ、こんにちは。貴方も最終選別に行くの?』
私が声を掛けると、その青年は振り返り優しく笑った。
???「そうだ 君もか?」
私『うん、私もこれから最終選別に行くのよ』
???「そうか!お互い頑張ろうなっ!」ニカッ
私『よろしく』
彼の名は竈門 炭治郎と言うらしい。 
炭治郎も鬼に家族を殺されており、悲しい気持ちになった。
私『私も、鬼に家族を殺されて...ね。それで今、師範と一緒に暮らしてるんだ。』
炭治郎「そうだったのか...ごめんな、辛いこと思い出させて。」
炭治郎も悲しいはずなのに、私に優しくしてくれる。こんなに、暖かい気持ちになったのは何年ぶりだろうか。嬉しい...
私と炭治郎が話をしているとあっという間に最終選別が始まった。
私『は?クソかよ。    人が話してるときに場所変わるとか。.........おっと、危ない。つい口調が』


私は、普段普通にしているが怒ってしまうと我をわすれ口調がたいへん悪くなる。理由はわからないのだが。
私『ハァーーーフゥーーー………よし、行こう。』
私は大きく深呼吸をし、歩きだした。強い鬼を探して。










鬼「うまそぉな、餓鬼だなぁ...」

私『は?私?』

鬼「そぉだよぉ...俺は腹が減ってるんだ喰わせろぉ!!」

私『え、無理。だって自分の首切られてる事もわからない弱い鬼には殺されたくない。バイバイ』
鬼「あぁ?!」
私『瞬発力は大事だよ?』ニコッ
鬼「ぐ、クソがァ!!!!」
私『私、クソじゃないし。』
師範が余裕と言っていたのはこういう事なのだろうか...
私『今の鬼で20体目...か。』




私『........................少なッッッ!!!!』
私が血染さんに稽古をつけて貰っていた時は本当に厳しかった。

鬼を50体殺すまで帰ってくるなとか。
大変だった。日に日に殺す鬼の数は増えていくから20体とか塵だった。
女の子「いやぁぁぁ!!来ないで!来ないで!」
声がした方を向けば、女の子が刀を持って逃げていた。
私『何をしているのあの子は。刀は飾りかよって』
私は少々呆れながらも、彼女の方に向かった。
女の子「?!あ、貴女は?」
私『あなたよ。その刀は飾りなの?違うでしょ?戦いなさい。』
女の子「.........ありがと。」
私『うん、その調子頑張って生きるのよ。』ニコッ
女の子「うん...」
私『じゃあね。』
女の子「うん!」
私『(あの子はきっと、生き残れない。)』
私は少し申し訳なさを感じたがそう思った。

もし、ここで生き残っても...鬼殺隊として生きていけないだろう。と




最終選別が始まってから5日が過ぎた。
なかなか、強い鬼がいない。
選別中に出会う人も減ってきた。 すでに10人は殺されているだろう。

私『私は...生き残る。』
そう私は呟いた。

突然、辺りに嫌な匂いがしだした。
私は匂いの元を辿るように走った。匂いが、近付いてくるに連れて他の匂いもするようになってきた。
この匂いは知ってる匂いだ。最初に仲良くなった人。
私『炭治郎くんだ!!』
私は、足を早めた。
炭治郎くんは強いから大丈夫だと思っているが、心配でつい足が動いてしまう。私が走っていると途中、男の子が怯えたような顔で私の目の前を通り過ぎていった。きっと、炭治郎くんの事だから助けてあげたのだろう。
私『.........本当に...呆れるくらい優しい子ね。』
炭治郎「?!あなたさん?!危ないですよ!!」
私『まさか...ニコッ   そんなに、私は弱くないわよ』
炭治郎「えっ?」
私『炭治郎くん、私も参戦して良い?』
炭治郎「さ、参戦って...」
私『まぁ、駄目って言われても殺るんだけどね』
私は、足を思いっきり踏み込んで高く跳んだ。
私『臭い鬼ね。どんだけ、人喰ってんのよ。』
炭治郎「あなたさん!気を付けて!この鬼の首は固いですから!」
私『大丈夫!!』
鬼「クヒヒヒヒッ...お前には俺の首は切れないお前も一緒に殺してやるよクヒヒッ」
鬼の手が伸びて私の首を潰そうとする。
私『遅い。』
鬼「?!」
私『.........ごめんね。あんたも人間だったのに...』

鬼「.........?!」
炭治郎「あなたさん!!大丈夫ですか?!」
私『大丈夫...それより、あの鬼から悲しい匂いがするの...』
炭治郎「匂い?もしかして、あなたさん鼻効くんですか?」


私『うん。鼻と耳かな。』
私は、炭治郎くんと話ながら消えかけている鬼の手を握った。


私『今度、産まれてくるときは...鬼にならないでね...』
鬼「(あの女の手は温かい...)」
私『............さよなら。』
炭治郎「...............優しいなあなたさんは」
私『......ううん。そんな事ないよ』
炭治郎「あの、良かったら一緒に行動しませんか?」
そう、炭治郎くんが言った。
今、一人になったら泣いてしまいそうだった。
だから私は...

私『うん。』
と、泣きそうなのがバレないように短く返事をした。
炭治郎「.........あなたさん...」
炭治郎くんは、私の名前を呼ぶと優しく抱き締めてくれた。暖かい。母さんに抱き締めてもらっているときと同じ暖かさだ。懐かしくて、悲しくて、
私は今まで堪えてきた涙を流してしまった。
私『炭治郎ぉ...う、うぁぁぁ。』



私が泣いているとき炭治郎くんは何も言わずにずっと、抱き締めてくれていた。





しばらくして私が泣き止んだとき、炭治郎くんは優しい目で笑ってくれた。

私『ありがとう。炭治郎くん』
炭治郎「いや、良いんだ。     それと、」
私『ん?』
炭治郎「炭治郎って呼んでくれないか?」
私『っ...!!  良いよ』ニコッ
炭治郎「ありがとう」ニコッ
私『じゃあ、私の事もあなたって呼んで?』
炭治郎「あぁ、わかった...」



そして、最終選別が始まってから7日目。 私と炭治郎は生き残る事が出来た。

20人近くいた中で、生き残った人は私を含めて5人だけだった。
やはり、私が思った通りあの女の子は生き残れなかった様だ...
白の髪の子供と黒い髪の子供が来て、何か色々教えてくれた。

何故か、口の悪い男の子が女の子の事を殴った。
私『あいつ、絶対思春期前だろ。』
思わず口にしてしまった。炭治郎が驚いた顔で私を見たものだから私は口に手を当て余計な事を言わないようにした。
私『ちょっと、そこのガラの悪そうな男の子?
貴方の名前は?』

私が優しく聞くと男の子は私を睨んだ。


???「あ''ぁ?」
私『睨むことないでしょ』
私『名前教えてくれるだけで良いんだよ。』
玄弥「玄弥だ。」
私『ありがと、じゃあ、玄弥くん。まず手を離そうか?』
玄弥「はぁ?」
私『手、折るよ?』
玄弥「やってみろよ」
私『あら、良いの?じゃあ、遠慮なく。   と思ったけど折るのはやめておく、折れる一歩手前くらいにしとくねっっっ!!!  と』
玄弥「うぁっ!」
私『大丈夫?折れた?君、骨弱いの?』
少し、煽ってみた。悪化してしまうだろうか。
玄弥「チッ...」
怒ると思ったが、おとなしくしてくれた。後で腕の手当てしてあげよう。お詫びもかねて。
そのあと、玉鋼を選んだ。私と炭治郎は鼻が効くから自分に合った玉鋼を選べたと思う。

最終選別...楽勝に近いくらいの雑魚鬼が沢山いた。そう思えたのも、師範のおかげだ。
私『よし、帰ろう。  炭治郎!!また、会おうね!』
炭治郎「あぁ!!また、どこかで会おう!」
私と炭治郎は笑い合い。また、会う約束をしてそれぞれの道を歩きだした。



『鬼殺隊』その言葉に今さらながら、重さを感じた。

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🍨甘夏🍧
🍨甘夏🍧
どうも~、甘夏です。 最近、猛暑だね~暑いね水分補給はこまめにしないとね~👍 鬼滅の刃にどはまり中の小6です。 よろしくね😁✌️ 語彙力が足りないから、温かい目で見てくれると嬉しいですっ(σ≧▽≦)σ 基本、ノロノロ更新だけど楽しんで見てくれる様に頑張ります! これからも、よろしくね✨
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