前の話
一覧へ
次の話

第1話

プロローグ
9
2021/01/09 10:22
これは、まだ私が幼稚園になってまもない頃のことでした__






がァァァァァァァ…ごロズぅぅぅぅぅ!


こっちだァァァァァァ!殺れぇぇぇぇ!


クックコレで終わりだァァァ双葉一族よぉぉぉ!










っと叫ぶ呪霊と何者かの人間。








お母様
お母様
どうして____がッッッ!
お父様
お父様
こま犬ッッッ!この子達だけでも守ってくれッッッ!


お母様とお父様が戦っている。

式神もだ。そしてメイドも。

次々と殺されていく。部屋中が血だらけだ。
双葉  〇〇
双葉 〇〇
(なにこれ……。)アァァァ…
柚夏
柚夏
ナンダヨコレッッ……



ついにはお母様とお父様はいなくなっていた。

私は何となくあの時察してしまった。

双葉  〇〇
双葉 〇〇
(死んでしまったの?)
と。そしてこれがまるで初めてではないと感じてしまった。

なんでだろう。





『_____!願い!お願いしますッッッ!この子達だけはッッッ!殺さないでくださいッッッ!__』


あれ…。なんだろう。私の知らない記憶?……違う。これは……………。




柚夏
柚夏
……ッッッ!
双葉  〇〇
双葉 〇〇
(あ。そうだ。これは……ッッッ!!)
?       よっと。


誰だッッッ!


? あ?呪術師だけど?


何!?お前らッ引くぞッッッ!!


? させねぇよ。ザシュッ

ガバッ バタッ


? 悟。流石にやりすぎだと思うよ。
五条    悟
五条 悟
あ?だって夜蛾が殺せ的なこと言ってたじゃん。傑
夏油   傑
夏油 傑
まぁ、そうなんだが。
でも、この子達が怖がっているだろう?


誰だろう。この人達。
柚夏
柚夏
あ!あの!呪術師様でしょうか?!
夏油   傑
夏油 傑
ん?そうだよ。君たちを助けに来たんだ。
五条    悟
五条 悟
それよりコイツらどうするんだ?
高専で預かった方がいい?
夏油   傑
夏油 傑
珍しいね。悟がそんなこと言うなんて。
五条    悟
五条 悟
あ?それどういうことだよ!
夏油   傑
夏油 傑
まぁまぁ。でも、そうだね。この子達だけ生き残ってしまって居場所がないわけだし
五条    悟
五条 悟
だろ?だから俺たちで預かって育てようぜ
夏油   傑
夏油 傑
そうしようか。
君たちお名前は?
柚夏
柚夏
柚夏です。んで隣にいるこいつは俺の妹の優奈です。
ほら、優奈?
双葉  〇〇
双葉 〇〇
ヒョコ|ω・`)
えっと…優奈…です
夏油   傑
夏油 傑
柚夏と優奈か。私は夏油 傑。
五条    悟
五条 悟
五条  悟


優しそうな人達だな…。
柚夏
柚夏
えっと…夏油さんと五条さん。
よろしくお願いします。
夏油   傑
夏油 傑
傑でいいよ
双葉  〇〇
双葉 〇〇
す…傑兄ちゃん?
柚夏
柚夏
傑兄ちゃんか…俺もそう呼んでいいですか?
夏油   傑
夏油 傑
フフいいよ^^*
五条    悟
五条 悟
俺は?
双葉  〇〇
双葉 〇〇
悟兄ちゃん!
柚夏
柚夏
悟兄ちゃん!
五条    悟
五条 悟
ん…(待ってやばい。2人とも可愛いな。)
夏油   傑
夏油 傑
(兄妹揃って可愛いね)
夏油   傑
夏油 傑
さっ!僕たちの過ごしているところに行こうか。
悟、優奈ちゃんのことおぶってくれないかい?
柚夏くんは私がおぶるから。
柚夏
柚夏
はい!
五条    悟
五条 悟
ん…わかった。
ほら、優奈。こっち。
双葉  〇〇
双葉 〇〇
うん!





これが私達の出会い___

プリ小説オーディオドラマ