〇〇くん TikTokって知ってる??
私 知ってるよ!っていうかやってるー笑
〇〇くん そうなの??俺もやっててさ!!
私 まじ???
〇〇くん 俺の周りにTikTokとか知ってるけどやってる人とかいなくて話せたらいいなって思ってたんだけど、いてよかった!楽しくなりそー!
私 そうだったんだね!笑話せる人いて良かったー!
〇〇くん どんなの好きなのー??
私 歌とか??いい歌あってさ!
〇〇くん 俺も歌聞いてる!!どういう歌??
こんな感じで楽しい暮らしだなあ、
私は前の席より全然いいと思って、ずっと〇〇くんと話していた。
でもまだこの時は楽しいだけで、気づいてなかったんだよな。
君が好きってこと。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。