光輝side
俺はあなたが笑うまで気がつかなかった。
あの時も可愛かったけど、こんなに美人になっているとは思わなかった。
あぁ、俺はやっぱりこの人の、あなたの笑顔を守りたい。
そして俺は隣にいたい。ずっと、幸せにしてあげたい。
そう思った。
あなたside
さっきから光輝に話しかけてもぼーっとして反応をしてくれなかった
やっと反応したと思ったら目をそらされた。
私何かしてしまったかな?
そうこうしているうちに昼休みが終わるチャイムが鳴った。
今日も何事もなく?1日が終わった。
類は少し驚いたが、いいよといってくれた。
私は、クラスの人たちと帰ってみたかったのだ。
明日早速誰かと帰ろう。
そう思うと楽しみで仕方なかった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!