第14話

#13
422
2025/08/06 12:27 更新
あれから月日が経ち


街を歩けば


色んなところにお兄ちゃん達の


ポスターやMV…などが流れていた
(なまえ)
あなた
お兄ちゃん…


私はそれをみるのが


嬉しかった


私と同年代の子達が


お兄ちゃん達の事で沢山盛り上がっていて


グッズを持って街中で写真を撮っている姿を見て


お兄ちゃん達は沢山の人に愛されている


グループなんだって思えてすごく嬉しかった

私にはお兄ちゃん達の曲が


どんな曲で


お兄ちゃん達の声が


どんな声なんかだなんて


分からないから…


でもきっと…みんな…いい声しているんだろう…

私は街中でお兄ちゃん達に見とれていた時


誰かにトントンって叩かれ…


少し恐怖を覚えたその時…
泰我
泰我
よっ!

私の背中を

叩いていたのは椿くんだった

私がびっくりした表情をすると

「悪かったって…!」そんなジェスチャーをした
(なまえ)
あなた
どうしたの?

そう聞くと
泰我
泰我
影と一緒に買い物してるんだけど…
拓也
拓也
一緒に飯食わね??

人気アイドルが


こんな若い子に軽々しく


話しかけてて大丈夫なのか…と心配になる…笑
(なまえ)
あなた
いいけど…どうして私だって気づいたの??
拓也
拓也
楽しそうに俺らのMV…眺めてたから??

そんなので分かるはずないのに…


そんな疑問が浮かびながら


椿くん達とお昼ご飯を食べた
悠毅
悠毅
ただいま
(なまえ)
あなた
おかえりなさい
悠毅
悠毅
今日ばっきーと飯行ったの??
(なまえ)
あなた
えっ…?
悠毅
悠毅
ばっきーが嬉しそうに話してたから
(なまえ)
あなた
嫉妬してるの?笑
悠毅
悠毅
するわけねぇーだろ!

そういうお兄ちゃんの顔は少し赤くなっていた
(なまえ)
あなた
楽しかったよ
悠毅
悠毅
ならいいんじゃねぇーの


私はお兄ちゃんにも

影山くん達からも

愛されているんだなっとつくづく思った
お兄ちゃんの事務所の近くに来た時


見知らぬ男性に声をかけれた


その人は記者と名乗る人物だった
(なまえ)
あなた
…っまた記者…
記者
あなた…最近…この事務所に出入りされてますよね??
記者
この所属アーティストと…どういう関係なんでしょうか??

私は耳が聞こえないから


何を言っているのか分からなかった


記者も察したのか

タブレットに文字を打ち始めた
(なまえ)
あなた
…どういう関係って…
記者
この間…他の記者に声をかけられた時…あなた…逃げてましたよね??

…!?そりゃぁ逃げるだろうよ

誰が急に来た記者を怖がらないとでも言うのか…
(なまえ)
あなた
…っ…それは…
記者
もしかして…IMP.っていうアーティストの親族ですか??

この記者…ズバズバと聞いてくる…


私は…もう逃げない…そう決めていたのに…


記者を前にすると…恐怖で押しつぶされそうだった
記者
それか…IMP.っていうグループのメンバーの彼女ですか??
はぁー!?!?何を根拠に言ってんだ…この人…
記者
よくメンバーの方とお会いしてますよね??

それはそうだ…否定はしない


私は何も答えない方がいい


そう思ったから何も答えなかった



記者は諦めたのか…帰って行った
奏
奏
誰と喋ってたの?

記者と名乗る人物と話していた姿を


奏くんにバレてしまった


バレてしまった以上


隠すことも出来ないから


正直に話した
奏
奏
また記者??
拓也
拓也
懲りないねぇ〜
悠毅
悠毅
なんて答えたんだよ
(なまえ)
あなた
無言を貫き通したよ
新
新
よく頑張ったよ!!!
そう言ってまた頭を撫でられた
大河
大河
俺ら呼べば良かったじゃん
大河
大河
助けに行ったのに
(なまえ)
あなた
前より私…強くなったもん
(なまえ)
あなた
っていうか…助けに来てくれてたら…余計やばいことになるでしょ…
大河
大河
そういう時こそ弁護士じゃん?
俊介
俊介
でた、弁護士笑笑


そして次の日


やはり記事がでてしまっていた

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