ウジ「で、この子どうすんの。」
ウジは、女の子を見つめた。
『ばびゅ!』
俺は、女の子の頬撫でた。
すると……___!
ツーン………………
突然の耳鳴りに、俺達は、しゃがんだ。
スニョン「な、なんだ!?」
目の前が明るくなり、そのまま俺たちの
意識が途絶えた。
目を覚ますと、俺の前には、
可愛い女の子が心配そうに見つめている。
??「大丈夫?」
スニョン「う、うん。君は誰?」
嘘。本当は、あの女の子だって。
『さっきまで赤ちゃんだった人!』
人差し指をたて、にっこりと笑う。
なんとも愛らしい笑顔だ。
スニョン「……ん?」
てことは、……どうゆう事だ?
『あ、私ね!人間じゃない!』
満面の笑みで言われた。
でも、まだ状況を把握出来ていない。
スニョン「……( ˙-˙ )」
『人間じゃなくて、……えーと……』
人間じゃないのは確からしい。
だが、それ以外は、知らなさそう。
スニョン「そっか!あ、親は?」
『おや?何それ!』
……え?
スニョン「親は、親だよ……ん?」
親の説明なんてした事ないなぁ。
そんな事を思っていると、後ろから声がした。
ウジ「お前を産んでくれた人だよ。」
俺は、振り返った。
ウジ「お前、体は成長してても頭は、2歳ぐらいの知識量だな。」
クスクスと笑うウジ。
『知識量?何それ!』
ああ。本当だ。なーにも知らない。
スニョン「じゃあ、親が見つかるまで、俺達が親になってやる!」
『うん!』
目をキラキラさせて言う。
後ろのうじは、
ウジ「はぁ。」
と小声でため息をつく。
スングァン「ぬぇぇぇぇッッッッッッッ!」
ジョンハン「やべ。惚れた。」
ドギョム「天使降臨」
みんな、女の子の笑顔にメロメロだ。
スニョン「あ、まず名前を決めなきゃな!」
??「俺が決めたい。」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。