入学してからすぐいじめがはじまった。
クラスのイケメンが私に『放課後デートしよ!』って言ってきて咲とか言うのが
私に嫉妬して皆に『梅華 あなたは男と遊びまくってる!』って言いふらして
おかげで私は遊び人で有名人。中学も遊び人って言われてた。誰か一人ぐらい本当の私を見てくれるって思ってた、本当の私を見てくれるのはお兄ちゃんだけだった。
だから入学したばかりだけど音楽室でサボってる。
あなた
((ガラッ))
誰?
駿佑
俺のこと知らんの?あんたこそ誰や?
あなた
いるんだ、私のこと知らない人なんて。
まあ、そのうちわかるよ
駿佑
有名人?
あなた
ギターやってないでクラスいったら
駿佑
あんたこそ
あなた
((ガタッ))←ピアノの椅子に座る
ohダイヤモンドスマイルダイヤモンドスマイル←今ここ弾いてる
駿佑
えっ、それ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。