ゆうたside
俺が酒を飲み始めてからちょうど1時間ぐらいが経った
あっちゃんは酔って寝ちゃって、ゆうまとひゅうがとやまとが楽しそうに喋ってる
ちなみに俺は酔ったあなたに甘えられてる
あなた「ゆたぁゆたぁ」
いつも通り甘えながら抱きついてくる
どーせ明日になったら忘れてんだろうなと思う
『どしたの?あなた』
あなた「ゆたぁ、やまとどこ、」
結局やまと。 いつもはこんなこと無かったから少しだけ悲しくて寂しくなる
『やまとー』
や「どした?」
『お前の大好きなあなたが呼んでるよ』
や「今日ゆうたじゃないの?珍しいじゃんあなた」
あなた「きょーはぁ、やまと、」
や 「じゃあこっちおいで」
『やまとこっち来なよ、おれそっち行くから』
や 「そうすっか」
やまとをこっちに呼んで、あなたから離れてひゅうが達の方に向かう
あなたが俺に甘えなくなったらついに俺もあなたと2人で居れるタイミングなんてないなって考えて1人で寂しくなった
ひ「お前まだあなたのことすきなの?」
ゆま 「まだ好きなんですかぁ、ゆうたくん」
『お前ら声でかいんだよ笑』
『もう恋愛感情はないよ、だってやまとの彼女だし』
堂々と嘘をついた、でもこれはつくべき嘘。
誰のことも傷つけない嘘。
ひ「なら良かった」
ゆま 「ゆうたくん全然お酒飲んでないじゃないですかぁ」
ひ「飲むぞゆうた」
『飲むかぁ』
二度目の失恋をした気分になりながらウイスキーを1口飲んだ
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読んでくださってありがとうございます!そして雰囲気ぶち壊してごめんなさい!はじめまして!雨です!
作者のお知らせとかで1話潰すのはなんだか気が引けたのでここから失礼します🦋
リクエストあればいつでも書くのでもしあれ書いて欲しい!とか次は○○がメインの書いて欲しい!とかあったらコメント待ってます!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。