第5話

5.
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2021/04/12 11:28
ゆうたside







2人でいることが久しぶりでテンション上がるって言われるといくらなんでもきゅんとしてしまう


大親友の彼女だから奪いたいと、今は思わない
"今は"


俺もずっとあなたが好きだったから。2人が付き合うって聞いた時は素直に応援できなかった
でも今は俺が2人を1番に応援してるって自信があるぐらい2人には幸せになって欲しい

好きって気持ちはどうしても変わってくれないけどね笑






『あなた飲み終わった?』








あなた「うん!終わったよ!買い物いこっか!」









『おう、行くか』











あなた「ありがとうございました!」








こういうところ。
きちんとお礼を言えるところ。俺のどタイプ今も昔も変わらず。









『お酒とおつまみ中心に買うか』









あなた「うん!!あ、でもアイス食べたい、、」








ゆ 「今カフェラテ飲んだのに?笑」










あなた「うるさい、自分で買って一人で帰り道で食べるもん、」










ゆ 「と言いつつパピコ入れてますけど?あれ、一人で食べるんですか?パピコ」











あなた「あーもううるさい!!ゆた2人でアイス食べながら帰るよ!!お会計してくるから待ってて」










ゆ「俺が払うよ」












あなた「結構です外で待ってなさい」









遠くから見てもわかる顔の綺麗さ、スタイルの良さ、ニコニコって笑顔まで可愛い

7秒間見つめあったら好きになっちゃうって言ってる人が居るのはあなたみたいな女の子がいるからだろなーなんて考えてるとトコトコとこっちに歩いてきた







あなた「ゆたお待たせ!」










『待ってたよ重いでしょあなた持つよ』










あなた「いやいい大丈夫持てる」









なんて言いながらあからさまに重そうにしてる

持ち方を変えてみたり色々試してるけどそれが小さい子供みたいでつい笑っちゃう








あなた「ちょ、ゆた何笑ってんの!」











『いいよ俺が持つよ』









そんなこと言っても意地っ張りなあなたは無理やりにでも取らないと絶対に渡してくれない









あなた「なんかごめん買いすぎたの私なのに」











『なんで謝ってんの笑 ほら行くよ』










あなた「うん、ありがとうゆた」










『早く帰ってみんなで飲も、そろそろ編集も終わってるだろ』










そういうとニコニコしながらうんと頷いたあなた
やっぱり可愛いな、なんて思ってしまう













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