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意味…わかんない…。
どうせ嘘告でしょ。……わかってるし。
情報量が多過ぎる。
◻︎殺害予告されます
◻︎物間に告られます
ちょっと意味がわからんのだが。
いや、だいぶわからん。
私は、物間が好き。
それは紛れもない事実。
誰かに命を狙われている。
それも紛れもない事実。
物間は、仮に私と付き合ったとして、それが関係して、学業が疎かになるタイプじゃないし、私もメリハリはつけれる。
でも、それとは別で、私の代わりに物間が命を狙われたら?
物間はさ…
A組への対抗心は強いけど、身内には優しい。
アイツ、意外と紳士だし守ってくれると思う。
だけど…少しであっても物間に被害が行って欲しいくない。
好きな人を守るため。
いや、大好きな人を守るために。
私は、自分の気持ちに蓋を閉める……。
物間。
本当は…
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物間side
あーあ。
僕らしくないんだけどな。
告白とからしくないし。
ストレートに伝えるタイプじゃないし。
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まぁ、あなたのことだから、僕のこと考えて振ると思うけどさ。
どうせ、僕のこと、巻き込みたくないとかでしょ。
僕もヒーロー志望だし、そんなに弱くないんだけどな。
別に振られても…良…くはないけどさぁ…。
あなたを狙ってた奴は、どーせ爆豪が捕まえたでしょ。
だから、あなた。
…振らないで…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。