物間。
なに?
もう、怖くない。ありがとね。
君が離すなって言ったから、離さないよ?
もう、大丈夫だしいいよ。
僕が離したくないだけなんだけど。
はぁ…!?
自分で言ったものの、意外と恥ずかしいもんだね。
言われた方が恥ずかしいし…
何?張り合ってるわけ?w
張り合ってないし。
あーあ。
なんで、こんな奴にドキドキしてんだろーね。
すぐにバカにしてくるし、マウント取ってくるくせに…
コイツの癖にカッコいいのはずるいんですけど…
ピコンッ
『おいチビ』
物間、ちょ、LINEきたから一旦離して。
仕方ないなぁ〜
『何のようですか?』
『職場体験、どこ行くんだよ』
『ベストジーニスト事務所です。』
『俺もだわ』
『え』
『なんか文句あんのか』
『全くございません』
『テメエ、舐めてんのか』
『舐めてないですって!』
…
既読スルーされたぁ(泣)
誰から?
爆豪くん…
君、アイツと仲良いの?
まぁ…
…へぇ。
なになに、嫉妬?w
そうだよ。
はっ…?
って言ったら?ww
…馬鹿じゃないの。
『おい』
『なんでしょうか』
『昔のこと覚えてっか』
『昔のこととは…』
『ガキんときの話だわ』
『覚えてる』
『思い出したんか』
『うん』
『遅えな』
『なんか夢見て思い出しました。』
ねぇ、あなた。
何?
僕にも見せてよ。
ヤダ。
『忘れとったんか』
『うん…』
『明日、帰れっか』
『はい?』
『帰りだわ、クソが』
『帰れますよ〜』
『違えわ!一緒に帰るっつってんだろ!』
『はい?』
『字読めねえんか』
『読めます』
『じゃあわかるだろーが』
『だって、爆豪くんが私と帰るとかおかしくない?』
『なんか文句でもあっか?』
『とんでもございません』
『明日、校門前。』
『了解です』
ふーん。明日、一緒に帰るんだ〜。
うん。爆豪くんから誘ってくるなんて…。
…
なんか言えよ。
明後日は僕と一緒に帰ること。いいね?
えー。
何か文句でもあるわけ?
全くもってございません。
最初からそう言えばいいのにね。
別にいいでしょ。
夜ご飯は食べたわけ?
あ…
何?うるさいんだけど。
作りっぱなしだ!!!
はぁ?馬鹿じゃないの。あ、馬鹿か。聞いてごめんね。
タヒね。
え、無理。
オムライス…途中までしかできてないッッ!
手伝ってあげなくもないけど?
うわあ〜、物間くんやっさしぃー(棒)
よくわかってるね。
自意識過剰だね。
君が言ってきたんでしょ。
たしかに。←
オムライスとか簡単に作れるでしょ。
私だって簡単に作れるし。
ちょっと貸して。
いや、遠慮しときます。
素直に貸してくれたら、こんなことしなかったのにね。
物間、やめろッッ…
コイツ、頭おかしいな。
まぁ、知ってたけど。
貸さないって言ったからってバックハグするか?
頭沸いてんじゃね?←
✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎✂︎
明日は書き溜めが尽きたので、番外編(短編集)を投稿します。
申し訳ないです🙇🏻♀️
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!