第3話

待ち合わせ
6,729
2019/05/18 02:52
夏祭りの日。
私は待ち合わせ場所に急いだ。
待ち合わせ場所が見える所までやって来た。
北ちゃんはもうすでに来ていた。
あなた

ごめんね!
遅くなって!

そう言ったけど北ちゃんの返事がない。
顔を上げると、顔を赤くした北ちゃんがいた。
あなた

どうしたの、北ちゃん?
顔赤いよ…?もしかして、熱!?

慌てて、私は北ちゃんのおでこに手を持っていった。
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
違うから!
そう言って、手をおろされた。
あなた

熱じゃない?

吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
うん、
あなた

そっかぁ~
よかった!

ドンッ
あなた

…!?

知らない人とぶつかり私は北ちゃんの胸に転んでしまった。
あなた

ごめん、北ちゃん…

離れようとすると、
ギュッ
北ちゃんは私を抱きしめた。
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
…可愛い…((ボソッ
耳元でそう言われた。
北ちゃんの顔はとても真っ赤だった。
あなた

ありがとう!ニコッ
あっ!

私は北ちゃんの耳元に近づいて、
あなた

北ちゃんも浴衣似合ってる!
かっこいい!((ボソッ

あなた

ニコッ!

吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
ほんとにそういうのずるい…
北ちゃんは私の袖を持って、しゃがみこんだ。
あなた

へへっ!可愛い~

吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
もう!行くよ!
少し拗ねた顔をした北ちゃんが立ち上がって、歩いていった。
私はその後ろを追いかけるように歩いた。








~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~
北人side
俺はあなたとの初デートが楽しみすぎて、集合時間の1時間も前から集合場所に来ていた。
あなたがどんな格好してくるの頭の中で考えていると、
あなた

ごめんね!
遅くなって!

あなたの声が聞こえた。
声が聞こえた方を見てみると、
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
…/////
想像していたよりも最高に可愛いあなたの姿があった。
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
(浴衣、似合いすぎ…)
俺、心臓いくつあっても足んねぇ…
心臓持つかなぁ…

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