嫌がる結人を無理やり北ちゃんはお風呂に連れていった。
私は結人の髪をタオルで拭いた。
結人の髪を拭き終わった時に北ちゃんが出てきた。
すると、北ちゃんは私の前に座った。
不思議に思っていると、
北ちゃんは髪を動かしながら、
とおねだりしてきた。
私は北ちゃんの髪を拭き始めた。
北ちゃんは結くんをこちょばし始めた。
結くんは笑って喜んでいた。
その間に私はお風呂に入った。
お風呂から出た私は、
3人で寝室に向かった。
毎日3人で結くんを間にはさんで寝ている。
寝ようとした時、結くんに袖を掴まれた。
と可愛い顔でお願いされた。
結くんは目元が北ちゃんに似ているから、北ちゃんに言われているみたいで恥ずかしかった。
チュッ
私は結くんのほっぺにキスをした。
すると、結くんは気に入らなかったのか頬をふくらませている。
私は結くんのふくらんでいる頬をつんつんした。
そう言って、結くんは布団の中にもぐってしまった。
結くんのさっきの言葉には驚いたけど、さらに驚いたのは、
さっきからずっと北ちゃんが睨んだ顔で私達を見ていた事。
そう言って、私に背中を向けた。
すると、図星だったのかピクっと体が反応した。
本当に変わらないそういう所が愛おしくて仕方がない。
私はベッドから下り、北ちゃんの近くへ行った。
チュッ
明日も吉野家の1日が始まる。
ーENDー
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。