第19話

彼女の家で…
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2019/06/04 10:14
あの日から何日か経った。
北人side
あなた

今日、家来る?

突然のあなたからの誘いだった。
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
うん…
あなたの家へと向かった。
あなたの家は今日、誰もいないらしい。
そう、2人きり。
あなた

どうぞ!

吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
お邪魔します…
家に入る瞬間とても緊張した。
そして、俺はあなたの部屋へと案内された。
部屋に入った瞬間、フワッとあなたの匂いがしてきた。
ドキッ
家に入る瞬間よりもさらに緊張してきた。
あなた

どうぞ!

あなたが座ったのはベッドの上だった。
そして、あなたはその横に俺を座らそうとした。
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
うん…
俺は恐る恐るあなたの隣に座った。
彼女の部屋、彼女のベッドといろいろと限界だった。
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
あなた…ッ
あなた

ん…ッ!?

俺はあなたにキスをした。
あなた

んッ!ん…

俺は興奮して止まらない。
すると、
??
ただいまー
下から声が聞こえてきた。
誰かが帰ってきたと思ったが、キスを止めることが出来なかった。
あなたの口を話したくなかった。
あなた

んッ…

吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
ん…んッ
すると、
ガチャ
部屋の扉が開いた。
隼(ハヤト)
隼(ハヤト)
あなたー!?
あなた

お…お兄ちゃん

吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
(お兄ちゃん!?)
俺はやっとあなたの口から離れた。
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
ど…どうもです
俺はぎこちない感じで言った。
隼(ハヤト)
隼(ハヤト)
…あなたがー!!
突然、あなたのお兄さんが叫んだ。
そして、あなたの腕を掴んで抱きしめた。
あなた

お、お兄ちゃん…苦しい…

隼(ハヤト)
隼(ハヤト)
俺のあなた取らないでくれる?
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
え…っと
すると、
あなたのお母さん「ただいまー」
あなたのお母さんも帰ってきたようだった。
隼(ハヤト)
隼(ハヤト)
お母さん!!あなたが…
あなたのお母さん「ん?この方は?」
あなた

私の彼氏です//

あなたは照れくさそうにそう言った。
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
は…初めまして!
吉野北人です!
あなたのお母さん「きゃー!かっこいい彼氏ねぇ~」
そう言って、あなたのお母さんは俺を叩いた。
あなたのお母さん「あなたをよろしくね!」
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
は…はい!
あなたのお母さん「フフッ」
隼(ハヤト)
隼(ハヤト)
俺は認めてないからなぁ~
あなたのお母さん「もう、隼!何言ってんの!?
そうだ!今日は、うちで夕飯食べて行って!」
吉野北人(ヨシノ ホクト)
吉野北人(ヨシノ ホクト)
ありがとうございます!
そして、俺はあなたの家でご馳走になった。

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