私たちは屋台へ向かった。
もちろん、手を繋いで。
わたあめの所にやってきた。
目の前でわたあめを作っている事に私は感動した。
わたあめに夢中になっていると、
北ちゃんがわたあめを買った。
すると、
わたあめを私の前に差し出してきた。
私はお金を出そうとした。
そう言って、わたあめを渡してくれた。
わたあめを食べている私を北ちゃんはじっと見ていた。
北ちゃんはずっと私を見ている。
私はわたあめを北ちゃんの口に持っていった。
わたあめを食べ終わり私たちはまた、歩き始めた。
私は射的の所にある、小さなブタのぬいぐるみに目が止まった。
射的のおじさん「はいよ。5回で500円ね。」
北ちゃんが射的を始めた。
北ちゃんはとても集中していた。
1回目。
北ちゃんが狙ったのは私の目に止まった小さなブタのぬいぐるみだった。
しかし、的は大きくはずれ失敗した。
2回目。
ぬいぐるみの真ん中に当たった。
しかし、ぬいぐるみはびくともしない。
3回目。
今回は少し端の方に当たった。
少しだけ動いたような気がした。
4回目。
今回はピンポイントの所に当たって、倒れるって所で倒れなかった。
ラスト。
北ちゃんはとても集中していた。
最後を打った…
✄------キリトリ------✄
夏祭りの帰り道。
小さなブタのぬいぐるみを持って、北ちゃんと帰っていた。
北ちゃんは顔を赤くした。
私は北ちゃんの横にブタを持っていった。
私は小さなブタのぬいぐるみを北ちゃんの顔の横に持っていって、
こうして、北ちゃんとの夏祭りは終了した。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。