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第1話

クラスのムードメーカー。
1,033
2018/03/03 16:02
私は、虹高校に通ってるあなた。

私のクラスは個性が強いクラス。

元気な子もいれば可愛い子もいる、静かな子だって…あ、それは私かもしれない…。

でも、クラスのみんなは私のことを

"マジで何考えてるかわからない"

こうやっていつも言ってくる。

だから私はいつも持ち歩いている、クマのキーホルダーを握りしめて、悔しさを隠している。

ある日、私が学校でクマのぬいぐるみを作っていた。

《ねぇ、本当、暗すぎ…やばいよ?あんた?》

3人組の女の子が私に近づきそういった。

すると、

『そんな言い方せんでもええやろ?見て?めっちゃ可愛いやん!』

と作りかけのクマを手に取り、そうみんなに言った彼。

《照史、、うけるんだけどww》

『そうか?まぁ、ええやろ?ほら、今日行くやろ?カラオケ!!』

《えぇ、また行くのぉ〜?笑》

と彼は私のことを少し見て、その女の子達と外に出ていった。

私は少し恥ずかしくなり、編み物を続けた…。

なんだろう、この気持ち…。

ほんわかな気持ちになったのは初めてだった。

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