「桐山くん…」
『何してたん?俺、今から帰るけど、、一緒に帰るか?』
「あ、あのさ…」
私は勇気を振り絞って言った。
「みきと…、、」
『別れたで?俺と付き合うなら今やで?ふふ、なんてな?ほな、いく「まって!!」
「待ってよ、、、」
私は帰ろうとした照史くんを呼び止めた。
『ん?どうした?』
「照史くん…、、す、、す、」
照史くんは首を少し傾けた。
「あの、好きになってもいいですか?」
あまりの勢いに変な日本語になってしまった。
「あ、えっと、、、」
私が焦っていると…。
『ばーか。もう俺はずっと前からお前のこと、あなたの事が大好きや。』
といい、私をそっと抱きしめてくれた。
『なぁ、あなた?俺と付き合ってくれるか?』
「よ、よろしくお願いします///」
『てか、その、゛照史くん゛呼びめっちゃ可愛いから、続けてな?』
「え、、どうしよっかな///」
私がずっと伝えたかったこと。
やっと彼に伝わった。
これからの生活がどのようになるのか…♡
そして、
この生活が結婚まで続くのはまた別のお話…♡
~Fin~
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。