~あなた~
どうしよう、聞いてないよ、っ
エミさんなんで言ってくれなかったの!?
・・・CJさん、来るなんて。
隣のエミさんに向けて睨むけど、笑って流されるだけ。
すごいからか知らないけど、CJさんはお誕生日席に座った。
え、本物?本物だよね、
GENERATIONSさんと同じくらい憧れのCJさん、会えたら死んでもいいくらい会いたかった。
・・・同じステージで踊るとか、、ほんとにどうしよう。
スタッフさんの中でも1番偉そうな人が言った。
CJさんの前でよく話せるな、なんてまた感心してたら、足元、ちょっと震えてた。
説明とか、難しいお話とか、全然わかんないからエミさんにおまかせ。
一生懸命メモとって、資料見て、偉いねって心の中で褒めてあげた。
き、きたっ!
うわぉ、最初に呼ばれちゃったよ、
しかも、佐野玲於くん。
その後もだんだんと呼ばれて言って、CJさんはメンディーさんとだった。
お似合いっていったらお似合いかな。
今回はお話だけで解散になった。
自己紹介しないみたい。 良かったぁ。
続々とみんなが帰っていく中、エミさんが
なんて言ってくる。
ふと玲於くんを見ると、CJさんと話してるところだった。
情熱的になんか語ってるのみて、他のメンバーさんも寄っていった。
早くお家に帰りたい、、
なんだか疲れた1日だった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。