第44話

参拾肆(無一郎side)
1,262
2020/04/10 16:34
無一郎side
あの後、あなたに案内して
僕の屋敷に着いた
あなた「屋敷、でかくね?」
そんなに大きいかな?
無一郎「入っていいよ」
あなた「お邪魔しまーす」
なんかあなたの目がキラキラしてる
無邪気な子供みたい
可愛いなぁ
って何考えてるの?!僕!///
と、とりあえず……
無一郎「先に湯浴みしてきていいよ」
あなた「時透くんは?」
無一郎「後でいい、あなた先に入ってきなよ」
あなた「あざっす」
.
.
.
無一郎「はぁ……」
あなたを見るとなんか胸が高鳴る
ドキドキって……
これが恋なの?
いや、まさか
そんなわけ……
第一、あなたとは今日初めて色々と話したんだし
こんなに僕って惚れやすかったのかな?
無一郎「うーん……」
あなた「時透くーん!どこやー」
あ、あなたが呼んでる
どうしたんだろ
無一郎「どうしたの……って!/////」
そこにはタオル1枚だけのほぼ裸に近い格好をしたあなたがいた
あなた「いやー、服ねぇーからどうすりゃいい?」
せめて、下着着てから来てよ/////
無一郎「僕の服貸すから早く着て!!/////」
無理やりあなたに渡した
あなた「じゃっ!着替えてきます!」
呑気だなぁ
あなたは馬鹿だよ
なんで男の前であんな格好できるの?!/////
あーもう!
なんか調子狂う……///
普通の女の人があんな格好しててもなんとも思わないのに←
なんであなただとこんなに照れるんだろう
あなた「時透くん!お風呂いいよ!」
無一郎「……」
反省してないなぁ
1回、分からせてあげないと
あなた「どしたん?」
無一郎「あのさぁ、あなた」
無一郎「俺、男だよ?」
これで分かるかな?
あなた「うん、分かってる!」
あなた「今まで女って勘違いしててごめんね!」
無一郎「いや、そういう事じゃなくて…」
鈍感なの?あなたって
あなた「どゆこと?」
無一郎「だから!男の前であんな格好しないでって言ってるの!」
無一郎「俺だったから良かったものの……他の人だったら何かされてたかもしれないし」
今度こそ伝わった?
あなた「ほんとにごめんね!」
あなた「でも私、家では裸族だったからさ」
もう何言ってもだめだこりゃ
無一郎「はぁ……あなたって鈍感だなぁ
無一郎「……じゃあ、湯浴みしてくるね」
あなた「時透くん!何か食べたいものある?」
無一郎「何か作ってくれるの?」
というか作れるの?
あなた、料理下手そう(偏見)←失礼
あなた「うん!何がいい?」
それなら
無一郎「ふろふき大根がいい」
あなた「うん、分かった!楽しみにしててね」
無一郎「うん」
あなたの手料理物凄い楽しみ
.
.
.
〜お風呂〜
あなたって鈍感なんだね
それにさっき触れなかったけど
あなた、小柄だから僕の服大きくて
萌え袖とかなってて可愛いかった///
あー、やっぱり僕
無一郎「あなたに恋してるなぁ…」
あなたのことが好き
そうとなったらアタックしないと
他にあなたのことを狙ってる人もいるかもしれないし!
.
.
.
無一郎「上がったよー」
夜ご飯のいい香りがする
ふろふき大根作ってくれたのかな
あなた「ちゃんと髪、拭かないと風邪ひいちゃうよ?」
と、言って
僕の髪をタオルで軽く拭く
無一郎「っ!/////」
すごい近い!/////
いい匂いがする
肌綺麗だしまつ毛長いし
可愛い……
あなた「はい!これで良し!」
無一郎「ありがとう……///」
あなたは無意識なのかな?
あなた「では!ご飯出来てるので、食べよ!」
無一郎「うん!」
椅子に座って
あなた「いただきます!」
無一郎「いただきます」
ぱくっ
え、なにこれ……
すごい美味しい
こんなに美味しいふろふき大根食べたことない
無一郎「美味しい……」ŧ‹”ŧ‹”
あなた「ほんと?!ありがとう(照)」
無一郎「あなたって料理下手そうなのに」
あなた「酷いな、おい」
あなた「こう見えてもね、私」
あなた「親が共働きで夜遅くに帰ってくるから、毎日のように弟達にご飯作ってあげてたんだからね!」
無一郎「弟いるの?」
初耳
あなた「いるよ   妹と弟と兄がいる」
無一郎「へぇー、結構たくさんいるんだね」
なんかあなたのことを知れて嬉しい
あなた「時透くんは?」
無一郎「僕……?覚えてないや」
誰かいた気がするけど
思い出せない
あなた「そっか」
あなた「いつか思い出せるといいね」
無一郎「妹さん達の名前はなんて言うの?」
あなた「妹が陽葵って言ってね、陽だまりのような暖かい子に育ちますようにって願ってつけたらしい」
あなた「弟は優心って名前で優しい子に育ってくれますようにってまっすぐな思いを込めてつけたんだって」
あなた「兄が無月」
あなた「時透くんの無一郎の無と同じ漢字に月で無月」
僕の漢字と一緒なんだね
親近感が湧く
あなた「無限大の可能性を、無限の力を出せる子になって欲しいって」
あなた「だからさ私思ったんだよね」
あなた「時透くんの無一郎の無も無限の無なんだろうなって」
無一郎「っ!」
昔、誰かが同じようなことを言ってくれたような気がする
でも誰だ?
思い出せない……
あなた「どうしたの?時透くん?」
無一郎「……なんでもない」
あなたに心配させちゃったな
ご飯が食べ終わり
無一郎「また作ってくれる?」
美味しかったし
毎日作って欲しいなぁなんて
あなた「もちろんさ!時透くん!」
無一郎「……その呼び方やめて」
下の名前で呼んで欲しい
無一郎「普通に無一郎でいいよ」
あなた「うん!分かった!無一郎!」ニカッ
無一郎「……///」
その天使のような可愛い笑顔に何回僕は
ドキドキしてしまうんだろう
あなた「無一郎   私どこで寝る?」
無一郎「僕と一緒に寝る?」
あなた「!!!」
驚いてる
少しからかっただけなのにな
無一郎「嘘だよ笑ちょっとからかっただけ」
まぁ、僕はあなたと一緒に寝ても良かったんだけどね
あなた「いじめないで!」
頬をぷぅーと膨らませて怒るあなた
すごい可愛い
俺のものにしたいなぁ
無一郎「僕の部屋の隣の部屋でいい?」
何かあったとき、すぐにあなたの所に行けるようにね
あなた「もちろん!どこだっていいよ!」
無一郎「なら、布団ひこう」
〜ひき終わり〜
あなた「じゃ、無一郎」
ん?
あなた「おやすみ」
無一郎「うん、おやすみ」
あなたと別れて
自分の部屋の布団に潜り込んだ
早くあなたも柱になってくれないかな?
たくさん一緒に任務がしたい
甘味処だって行きたい
あなたの好きな食べ物ってなんなんでろう?
そんなこんな考えてたら
結構な時間がすぎていた
あなたも寝たのかな?
僕も厠行って寝よう
そう思い、布団から出て月明かりに照らされた廊下を一人歩いた
〜厠終わって〜
廊下を歩いていたら
???「____ろう_________う!」
?!
あなたの部屋から?!
もしかして鬼が出たのか?!
急いであなたの部屋に入った
無一郎「あなた!!」
あなた「すー……すー……ムニャムニャ」
そこには規則正しい寝息をたてて寝ていたあなたがいた
寝顔、可愛い……
無一郎「ね、寝てるの?」
なら、なんだったんだろう?
あの声
僕の聞き間違え?
あなた「むい……ちろー……」
無一郎「?!」
寝言?
あなたの夢の中に僕が出てきてるのかな?
嬉しいな
もう少し聞いていこ
あなた「むいちろ……」
あなた「太陽……と……ダチョウの……共通点……分かる……?」ムニャムニャ
いや、わかんないよ!
なんの夢見てるの?!
なんで太陽とダチョウの共通点?!
でもなんかあなたらしいな
明日、あなたに寝言教えて
少しいじめてやろう
その後、僕は自分の部屋に戻って
すぐに寝た
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〜作者から〜
むい君、キャラ崩壊が酷い!
いやん←
助けてー(´TωT`)
後、伊黒さんの件なんですが
おばみつ派とおばゆめ派(小芭内と夢主)の意見が同率でして……
(※おばゆめなっても別にオチは伊黒さんとは限りません!)←語彙力低下
アンケートを取りたいので
もう一度コメントお願いします!
もっとコメントしてくれぇ!(土下座)
それと
お気に入り100超えました!
ありがとうございます!
これからも皆さんが笑ってくれるように
頑張りますので、応援お願いします(*・ω・)*_ _)ペコリ
どうでも良い話↓↓↓
今日の夜ご飯ふぐ刺し食べました!
めっちゃ美味しかったです
ちなみに私は、宇髄さんの好物が食べれて嬉しいです
私は魚だと、サーモンが好きでs((アンパンチ

プリ小説オーディオドラマ