第34話

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2024/03/09 08:40
 

次に来たのは魔獣師団バトラのサーカス

 
sho
大先生大先生、見て見てあそこ
 

そういって指さした先にはブタが居た

 
sho
トントンおるで!
ut
あら、ホンマや
曲芸までできるなんて器用な男やで、まったく
sho
トントーン!!かっこいいぞ~!!
tn
誰が魔獣やねん!!!
 

グシャ、と持っていたポップコーンが入っていた袋を握りつぶすトンちゃん

袋から飛び出たポップコーンは全てゾムくんの口の中へ……

よく綺麗に入ったな…!?


そのまま沢山の師団バトラのお披露目を見て、私たちが最後にやってきた場所

それは……、遊戯師団ゲームバトラ

 
tn
遊戯師団ゲームバトラの出し物は…体験型ゲーム!
幻術帽子をかぶって仮想冒険ができるらしいで
zm
なんやそれ!めちゃ面白そうやん!
 

シャオちゃんもそれが目当てらしく目が輝いていた

 
sho
早速俺らもやらしてもらお……ん?
 

シャオちゃんが目を小さく見開いた

なんだろう、と思い私もそちらに目を向けた

 
チーノこれ被ってみてや
え~やだよ
 

そう会話する男性2人

その見た目、声は凄く見覚えがある

 
sho
クソ先輩ども!
 

そう、チーノ先輩とショッピ先輩だ

 
shp
あ、クソ後輩ども
sho
なんや、お前らもゲームしに来たんか?
zm
お、その手に持っとるやつがゲームの帽子?
ええなあ、俺らも早くやりたい!
あー、いやその帽子はちょっと不具合があって…
 

不具合?

 
shp
実はこれ、他の帽子と一味違うゲームが遊べるらしいんですよ!!
ci
めちゃくちゃ難しくて誰もクリアしたことがないんだって!
 

師団バトラの人の口を押さえつけて、そう興奮したように話す先輩方

いやいやいや今不具合って言ったよね?

何させる気だ……??

 
ci
それで僕たち尻込みしちゃって…
あー!攻略出来たら超人気者になれるのにな~
shp
普通の悪魔じゃ無理やろ
あの特待生!イルマくんぐらい凄い悪魔でないと!!
 

その言葉を聞いた瞬間シャオちゃんが帽子をかぶった

……あっ、なるほど

一瞬で先輩方のやろうとしていることを悟る


絶対あの帽子なんか仕掛けあるって………


そんなことに気づいているのか気づいていないのかわからないが、ゾムくんもトンちゃんも帽子をかぶってしまった

大先生も「モテる」という口車に乗せられて……


…え、これ私も流れで乗せられるよな?と思ったら手に持っている帽子が全部なくなっていた

 
あなた
…これ、私命拾いした感じ?
ci
あともう1個とかないんですか?これ
いやいや4つしか…
shp
えー、つまんないっすね
あなた
燃やすぞ
 

…でも、なんか1人かぁ…つまんないかもな

なんて少し思った

 

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