ガンっと顔を合わせると鼻はくっついてて
キスしてしまいそうな距離。
なのにしてくれなくて私の目を1点でずっと
見つめてくる。
初めて見る彼の目に驚きが隠せなくて
涙が出てきてしまう
そう言うと私の目を見たまま器用に太ももにあった手を中にするする入れてくる。
いつも意地悪なこと言わないのに
俺がなんなん?なんて言われたら言い返せない。
指を1本、2本、細くて長い指が奥を刺激する。
嫌って思ってる訳じゃないのに言ってしまう。
やっと気持ちよくさせてもらえるのか、
でもそういう訳にはいかなかった。
それからずーっと寸止め状態。
もう私の体はおかしくなっていた。
さすがにと思ったのか私のナカから指を抜いて愛液がついた指を舐めまわす。
すると素直に入れてくれる。
そう言うと今までの康二くんが嘘のように
フワッと抱きしめてくれた。
最後に私に想いをぶつけてくれた。
これが康二くんの優しさなのかもしれない。
そのあとゆっくりゆっくり私のことを愛してくれた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!