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うわっ、待ってこの顔ダメだ.......。
私をダメにしてくるめめせんぱいのその顔。
絶対断れないやつ........
でもなんでめめせんぱいは私を......?
パニックで仕方がない...!!!
めめせんぱい.......
めめせんぱいは私に近づいてくる。
だんだんとめめせんぱいと私の距離が近くなる。
目が大きくて吸い込まれるような綺麗な瞳で私を見下ろす....。
めめせんぱいずるいです。
そんな顔してこっち見ないでください。
ほんとにどしたんだ、私.....
さっきから心臓がドキドキしてるの。
めめせんぱいのこと気になるけど、好きじゃないのに....
しかもめめせんぱい、人気なのに....
もし仮に付き合ったりしたら、どんなこと言われるかわかんないし...
めめせんぱいずるいずるい
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。