第230話

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2020/04/27 04:37
突然声をかけられてビクッと体が反応する。


急いでパジャマから手を抜いて

ドアの方を見ると暗闇にさっくんがたっていた。
佐久間大介
ねえ、何やってんの
あなた
あ、えっと..その...
"1人でしてた"という訳にもいかず

わたしはごもごもと言葉に詰まってしまう。


さっくんがゆっくりとソファに近づいてくる。
佐久間大介
俺のじゃ物足りなかったんだ?
あなた
ち、ちがくて...っ
恐る恐るさっくんの顔を見ると

その大きな瞳には光がなかった。
佐久間大介
人がせっかく優しくしてやってたのに
いつもの優しくて明るいさっくんとは

別人のような表情と話し方にゾワっとした。
佐久間大介
手加減しねぇから、覚悟して

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