どうしたんだろう……
本当に映画の話しかな?
私達は、楽屋をでた。
健人はどんどん歩いてく。
その後ろに私は、着いていく。
健人の足がとまった。
こんなに怒ってる健人は、初めてみた。
言っていいのかな?
メンバーの仲が、壊れたらどうしよう。
健人の顔が見れない。
絶対、怒ってるよね。
私は、健人の顔をチラッとみた。
健人は、怒っていなかった。
寂しそうな顔をしていた…
私達は、楽屋に戻った。
メンバーには、疑われたけど。
2人でごまかした。
それから、勝利に呼ばれた。
勝利side
あなたと仲直り出来て良かった。
俺は、あなたのこと好きだけど、その気持ちは大事にしまっておこう。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。