かおるが僕のこと好きって…。嬉しい。
初めて好きになった人で、初めて愛したいって思った人だから。
けど…なんか……
「…ひより?どうした?」
「っ…あのね、かおるが好きって言ってくれたの嬉しくて…なんかっ……急に恥ずかしくなって…っ」
身体熱くて胸がキュッてなる。
人に恋をするってことを知らなかったから人を好きになることがこんなにドキドキするものだとは思わなかった。
「……可愛い」
ボソッとかおるが囁いた言葉。僕に向けて言われた言葉だってわかるから恥ずかしい。
「っ〜!……好きって苦しいね、胸がキュンって…ね、かおる?」
「…そうだな」
ギュッっと抱きしめると抱きしめ返してくれる。
ずっと胸がドキドキしている。
–こんなに人を好きになるのは初めてだ–
「かおる、…好きだよ」
「……知ってる」
僕が素直に気持ちを伝えると少し照れる所も全部大好き。
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–告白した日から1ヶ月–
▽▽
ひよりと出会って数ヶ月。俺達は付き合うことになった。
……のだが、
「…??僕はかおると沢山キスしたいし、えっちだってしたいよ??」
と、このように無自覚に爆弾発言をしてくるのだ。
可愛い、んだけど心の準備ができる前に言ってくるから照れてしまう。ひよりは俺の調子をいつも崩してくる……可愛いから許せるんだけど…。
今までキスだって、他にも愛情表現だってした。
…だから今日、ひよりとヤるときめた。
俺だってシたいし、…あんなに可愛い姿ずっと見てると俺ので喘がせたいって思ってしまう。
▽▽
金曜日の学校帰り、俺とひよりは学校が違うけど休みの前とかはよく会う。
「っ…!かおる…!」
待ち合わせ場所で俺を見つけるとギュッっと抱きついてくる。…可愛いすぎだろ。
ぽんぽんと頭を撫で返せばふにゃっと笑う。
「…なぁ、ひより。今日俺ん家来る?」
「…??うん、かおるの家?」
(今日はひよりとそういうこと、ヤるから)
「っ〜!?」
抱きついてきたひよりの耳元で囁くと、驚いて顔を真っ赤にさせる。
今は父さんと2人で住んでいて、俺の為に一生懸命働いてくれているから、帰りが遅い時がある。今日は帰りが遅いと言っていたので2人でゆっくり過ごせるだろう。
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▽▽
家に着いたが、恥ずかしがって下を向いたまま俺の服の袖を掴んでいるひより。
「…ずっとシたいってひより言ってたじゃん」
「…っ、かおるから誘われるとは思ってなかった…から…」
あぁ、ダメかも。
舌を入れてキスをする。ほんと小さい口なんだよな…。身体だって強く抱きしめたら壊れてしまいそう。それなのに頑張って舌を絡め返してくれる。
口を離すとどちらかのかわからない唾液が糸を引く。
少し低い声で言うと、顔を赤らめて恥ずかしがる。
"ここ"と自分の孔子に手をあてがう。
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優しくベットに押し倒して、服を脱がせていく。
ひよりの肌はとても白くて綺麗で、今から抱くんだな、と思うと凄くそそる。
俺もひよりが抱きしめやすいように上の服を脱ぐ。
ひよりが恥ずかしいことをさらっと言うから口止めにキスをする。
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▽▽
負担をなくすために入念にひよりの中を慣らしたが、それだけでとろとろになっている。
……俺のもやばいんだけどな。
ゆっくりと腰を打ち付ける。
声が恥ずかしいのか、枕で顔を隠して声を抑えている。
(ひよりの声聞きたいのに…)
ムッとして少し強く腰を打ち付ける。
(口抑えんのダメ)
耳にキスをして囁く。
今回は結構長めに書いたような書かなかったような…。
声抑えてる受けちゃん可愛いねってお話ししてたので…!!!!
わいは攻めが上の服だけ脱いで(上半身)余裕なさそうにキスする姿が好きです!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。