第2話

はじめての感覚。
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2019/08/28 09:18
女が嫌いだ。
色目を使う姿、甘ったるい香水をつけている所、無駄に露出の多い服。見るだけでイライラする。
俺は母から愛情を注いでもらった記憶がない。所謂虐待をされていた。だから女に対して嫌悪感を抱いているのだろう。

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▽▽
雨月と晴向と話していた時に

「薫にはいい刺激になるよ」

と言われ連れてこられた子。

名前は緋日と言うらしい。なんて言うか……凄くほわほわしていて、本当に俺より年が上なのかと疑ってしまう。容姿は女みたいで、自分でもそのことを気にしている感じだった。

「…かおるっ、女の子嫌いなんだよね?僕女の子みたいだからいや…?」

少し不安そうに伝えてくる緋日。俺の女嫌いのことを聞いて気にしてくれているのだろう。

「えっと、嫌…ではないけど……」

それが今の俺の正直な答え。
緋日を見てもイライラしなかった。

俺の言った言葉に安心したのか凄く喜んでいる。その笑顔は女みたいだけどほっとけねぇ感じで。

「まさか薫に懐くとはな」

笑いながら友達の燎が言う。

「…??かおると一緒にいちゃダメなの…?」

(っ)

凄く不思議そうに燎に言い返す緋日。





なんか…









(……調子狂う…)











薫君の態度は友達には塩、好きな人にはソルティライチ、性格はだしの素というお話をしました((((
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