-ヒロ視点-
みんなと別れてから数十分。全然他のペアと会えない。
運が悪いかな?ショック…
小鳥の声が鳴り響く。
太陽は高くなって
お昼頃になっていった。
マイクラの世界のくせに妙にリアル。
俺は今まで狩っていった生の牛肉を取り出す。
ゲームのところ、掘ったりするとブロック化、そして小さくなる。
並べた丸石がガタガタ揺れ始める。
そしてすべてくっつき、1つのかまどになった。
かまどに石炭を入れ、肉を焼き始める。
焼き上がりのところを取り出し、むしゃむしゃ口に頬張る。
俺は気づいてしまった。森の方から帽子を被ったスケルトンがいることに…
スケルトンは俺たちに気づいた。
矢を向けた先は…
シヴァさんがるんさんの所にダッシュする。
俺はスケルトンの方に剣を構える。
だが、弓の弦が引かれた。
間に合わない!!!
ヒュッっという音が聞こえた。
シヴァさんの腕からは赤い血がポタポタ落ちていた
なおきりさんも剣をもってスケルトンに向かってきた。
何とか矢に当たらずに倒すことが
できた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。