第4話

2,132
2020/03/01 13:09
中島家で匿ってもらった翌朝
(なまえ)
あなた
んぅ……
よく寝たー
使用人
使用人
裕翔様はもう学校に向かわれました
ご支度を
(なまえ)
あなた
あっはい
使用人
使用人
裕翔様がもう学校へ向かわれましたので
私どもはあなた様を送っていくことが
できませんので
失礼します
支度を終え、中島家を出る

私は先日引っ越してきたばかりの
私の家を正面から見つめていた
(なまえ)
あなた
強盗が入っていたなんて
嘘みたい
お母さん達、早く戻ってきてくれないかな
?
ねぇねぇそこの彼女!
チンピラヴァンパイア
チンピラヴァンパイア
今から暇?
俺と一緒に遊ばね?
(なまえ)
あなた
(強盗の人!?)
ごめんなさい
学校が
チンピラヴァンパイア
チンピラヴァンパイア
そっか…
でも、学校って暇じゃね?
俺と一緒に遊ぼうよ
ほら
(なまえ)
あなた
や、やめてください
チンピラヴァンパイア
チンピラヴァンパイア
あぁ?
んだとこのアマ!!
下手に出てりゃつけあがりやがって
(なまえ)
あなた
きゃッ
私はその人に押された衝撃で地面に手を着いた

片腕を捕まれ殴られそうになって目を瞑る







すると

煙たい砂埃が、私の頬を撫でた
(なまえ)
あなた
ゴホゴホ
恐る恐る腕を除け、目を開ける
すると
先程まで人が立っていたところには、
多少の砂が残り、
先程までその人の顔があったところには、
私の後方から人の伸びた腕が
(なまえ)
あなた
ッ……
何が起きたのか分からず
私は声を上げることができなかった
恐る恐る
伸びている腕を辿りながら、
その人の方を向く


とても整った顔立ちのクールな男性が立っていた
(なまえ)
あなた
あっあの
ありがとうございm
ありがとうございますという
感謝の気持ちを伝えるまでもなく、
私の腕は目の前に行った彼に引っ張られた
(なまえ)
あなた
えっ
多少発した私の声は
雲一つない空に吸い込まれていった



彼の顔が近づき右の手首は、彼に掴まれた
左の手首は自由だったが抵抗ができない

そのうち
先日引っ越してきたばかりの私の家の塀に
背中がぶつかった

先程以上に彼の顔が近づきよくわからず目を瞑る



すると首元に甘めな痛みが走る

カプッ


体内から暖かい液体が流れ出るようだった

あなたは何が起こっているのかわからず
甘い痛みとともに襲ってきた快楽に身を委ねた
Syuri
Syuri
ごめんよ
次回は絶対山田涼介さん、知念侑李さん、
有岡大貴さん、伊野尾慧さん出ると
思っていいよ

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