第13話

~12話~ 俺らの過去
2,362
2019/02/25 12:00
うちらの親父ってどんなんだろね

顔もどんな性格かも知らねぇし

でもさ、九龍なら…

助けないで…潰す?

親父も一緒に…?










____________________
村山良樹
村山良樹
((あいつさ…いつになったら帰ってくんだよ…













ガラガラッ…←(あ、あなたが帰ってきましたよ?‪w
あなた

村山良樹
村山良樹
おい
あなた

なに

村山良樹
村山良樹
てめぇさ…
あなた

兄貴はさ、親父のこと何とも思わねぇの?

俺は…
村山良樹
村山良樹
もういいわ…
村山良樹
村山良樹
全部話すわ…
村山良樹
村山良樹
俺らの父親がいなくなった理由はな…






























村山家の…過去…

良樹→6歳
あなた→2歳
村山雅人
いい加減早く出せよ
母親
もうないって…
あなたのミルク代も…
あなたは2762gで産まれた

周りの子よりかは少し未熟児

産まれる前も安定に母体の中で過ごせなかった

産まれてちゃんと成長して大人になれるか…

可能性は5%以下と宣告された

そんな私を守ってくれた母親
村山雅人
(金を奪う)
母親
あなたが死んだらどうするの?!
村山雅人
そんなの、知らねぇよ‪w
バタンッ…(ドアの閉まる音ですよ‪w)
母親
ごめんね…あなた…
あなた

ニコッ!!

村山良樹
村山良樹
































ある日…
母親
ねぇ…
村山雅人
あぁ??
んだよ
母親
私…もうあなたとは
一緒に過ごせない…
村山雅人
ふーん
あっそ、ならあなたもらってく
母親
いや!!子供たちだけは渡さない!!
母親は私らを必死にかばってくれた
























そして…それからは母親、兄貴、あなたの3人で生活した
















あなたは、中学校を途中で辞め、兄貴と一緒にいることが多かった












そして現在に至る










母親にも迷惑かけたくないから、兄貴と二人暮らしをすることに決めた



良樹→18歳
あなた→14歳
村山良樹
村山良樹
俺ら…ここ出るわ
母親
どうして??私はまだ居てもらっても構わないよ?
あなた

もう、迷惑かけたくねぇよ

母親
わかったわ、けどたまには顔出してもらいたいな
村山良樹
村山良樹
おう、月一で帰ってくる
母親
二人とも立派に成長してくれてお母さん嬉しいよ
母親は嬉し泣きしていた
村山良樹
村山良樹
泣くなって
あなたは俺が守るから
母親
怪我しないでね
そう言い送り、あなたと良樹は荷物をまとめ家を出た


















兄貴はとても真剣に話してくれた
村山良樹
村山良樹
ここからがお前の知らない事実だ
あなた

え…?

村山良樹
村山良樹
俺はな、2年くらい前
実家に帰った
村山良樹
村山良樹
その時、親父にそっくりなやつを家の近くで見かけた
あなた

他に誰かいた?

村山良樹
村山良樹
あぁ、親父も他の奴らもスーツだったんだ
村山良樹
村山良樹
胸には光るバッチ
村山良樹
村山良樹
でもな、その時は親父が九龍に入っているとは全く思わなかった
村山良樹
村山良樹
…こんな親父助ける必要ないだろ
あなた

だな…

あなた

なんなら、潰した方がマシだよ

村山良樹
村山良樹
でもな、俺ら鬼邪高だけじゃ、ぜってぇ潰せねぇぞ?
あなた

うちも、それは思うけど…
うちらの力で潰した方が…

村山良樹
村山良樹
無理して死んだら意味ないだろ?
あなた

村山良樹
村山良樹
よし、他のとこ呼んどくな
あなた

あざっす











📞コブラ
村山良樹
村山良樹
もしもし、コブラちゃぁんー?
コブラ
コブラ
あ?んだよ
村山良樹
村山良樹
俺らさー、家村潰すって今決めたからさー
手伝ってくんねぇー?
コブラ
コブラ
頼み方ってもんがあんだろ…笑
まぁ、俺らはいいけどよ
コブラ
コブラ
あ、今度
他集めるか
村山良樹
村山良樹
そうだなー
コブラ
コブラ
じゃあ、俺が他呼んどくから
明日の昼、集合な
村山良樹
村山良樹
おけー
あざっすー!!
コブラ
コブラ
おう、じゃあな








📞終了
村山良樹
村山良樹
明日、コブラちゃんが他呼んでくれるって
明日の昼いつものとこ集合な
あなた

わかった

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