第3話

そんなやつ(重岡大毅)
920
2019/04/05 22:36
今日は彼女の〇〇とデート。

場所は…東京ディズニーランド。



〇〇にとっては、
これが初ディズニーランドらしくて…


「大毅君、見て見て!ミッキーおる!」

「大毅君!これ乗ろ!!」

「大毅くーん!早く、早く~!」


ずっと朝からこんな状態です(笑)


かわいいからいいんですけどね(笑)







お昼すぎ…

ご飯を食べ終えた俺たちは、
再びフラフラと行き先も決めず、
手を繋いで歩きだしていた。

「すごいね…シンデレラ城って…」

気がつけばシンデレラ城の前。
〇〇にとっては初めて生で見る景色。

「せやろ?(笑)」

隣の〇〇はシンデレラ城に感動しすぎて
開いた口が塞がってへん。

「…俺な?夢あんねん。」
「おん…」
「いつか、可愛くて、おもろくて、
俺のことを何よりも好きでいてくれる子に
ここで、プロポーズすんねん」

「………へ?」

あっけに取られていたからか、
反応がイマイチな〇〇。

「ほらッ、はよ行くでッ…//」

恥ずかしくて、腕を引こうとすると、
”大毅君!”と〇〇に呼ばれる。

「な、なんやねん、」
「……そんな子おる?」
「はぁ?…お前、ほんまアホやなぁ…」
「何が?」
「あぁぁぁぁぁ、もう!
……おるやろ、そんなやつ。目の前に、」



”ほら、行くで”と腕を引いて歩き出すも、
お互いの顔はずっと真っ赤でした(笑)







まぁ、3年後、〇〇に
あそこでプロポーズしたんやけどな(笑)



end、

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