小鳥が泣き始めてる、早朝
あなたのお名前(カタカナで)は目を覚ました
モゾモゾと身動ぎをしながあなたのお名前(カタカナで)はふと思う
「あれ、なんか寒くない?」と
なぜこうなってしまったのか
考えても答えは分からずじまいだ
突然、仲のいいトレーナー達が全員
冷たい態度を取ってきたから
数日は我慢した。ドッキリだと思ったから
ネモやボタン、ペパーが「あなたのお名前(カタカナで)の反応が気になってつい…」
とか言ってネタバラシするんだと思ってた
でも違った。ドッキリなんかじゃなかった
これだけはっきりとわかった
" 「嫌われたんだ」って "
バッチンと乾いた音。両手で自分の頬を叩く
痛みも気にせず、切り替えるためだけにやる。
いつもの癖だった
行先はどうやらガラル地方
あなたのお名前(カタカナで)とっての──新たな土地。
そして、
"新しい旅"が始まる。
【♯1 END】












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!