輝星「ねえねえ!
例の人って昨日門の前にいた人?!」
「うん、そうだよ」
沙羅「彼氏でもないのに抱きついちゃって🙈🙈💕」
「あ、彼氏のフリをしてもらったの」
珠羅「彼氏の、、フリ?」
「そう」
沙羅「どういう、、?」
「昨日2時翔太に放課後呼ばれたじゃん?」
輝星「あー呼ばれてたね」
「なんか思わせぶりな態度とってたって怒鳴られて、彼氏いるって言ったら証拠は?って言われちゃって、」
3人「うわぁー
うっざ」
「それで何にもないから黙ってたら、彼氏いないなら今日から俺の彼女なっていわれて」
珠羅「うわぁー、、ナルシスト、、」
「それでカバン取られて返してくれなくて渋々門の前までついてった」
輝星「その痕はなんの痕?」
「強い力で掴まれたの、、」
沙羅「うわぁーいたそー、、」
「それで翔太が先に屋上から出て、その時こっそり彼氏のフリしてって」
沙羅「例の人に言ったんだ」
「そう、それで抱きついたの」
珠羅「その例の人とはどうなったの?ニヤッ」
「私が返事しようとしたらもう一回言うって言われてまた告られて返事したの」
輝星「ほぉー
ってことは、もうカレカノってこと?ニヤッ」
「そーだよ!」
3人「おめでとー!」
「ありがとうニコッ」
珠羅「ねえねえ、」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!