「ごめんね、急に色々」
珠羅「全然大丈夫だよ!」
「ほんと?」
珠羅「うん、でもビックリした」
「だよねw
ごめんね、」
珠羅「んーん、大丈夫」
「もう一個言っておかなきゃいけないことがあるの」
珠羅「なに?」
「私の彼氏、カイくんなの」(ボソッ)
珠羅「えっ?」
「黙っててごめんね」
珠羅「ビックリだけど普通には言えないもんね」
「うん、、」
珠羅「って言うか私にも言っちゃダメでしょ」
「いや、でも、8号車だし親友だし、、」
珠羅「まあ嬉しいけどさ、
、、このことは誰にも言わない」
「わかった、ありがとう」
珠羅「あ、あのさ、今度超特急のLIVEがあるの」
「うん、カイくんが言ってたような、、」
珠羅「それ一緒行こう?」
「いいよ!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。