「じゃあみんなバイバイ!」(急いで学校を出ようとして)
翔太「そんなに急いでどうしたの?」(腕掴み)
「忘れてた、、ボソッ」
翔太「そんなに俺に会いたかった?」
「あ、いや、、」
翔太「図星みたいだね
じゃ、行こっか」
「早くしてください」
翔太「そんなに急かす?w」
「、、、」
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屋上に着き
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翔太「去年同じクラスで1年過ごして、今年は別々になっちゃったけどお前のことずっと考えてた
俺、お前のこと好きなんだ
だから俺と付き合ってください」(頭を下げ手を出し)
「ごめんなさい」(頭を下げ)
翔太「は?俺の事好きなんだろ?」
「私がいつあなたのことを好きって言った?」
翔太「さんざん思わせぶりな態度とってたじゃねぇか!」(怒鳴り)
「私はそんな態度とってない
でもそう思わせていたのならごめん
じゃあ、、」(屋上を出ようとし)
翔太「待てよ」(腕掴み)
「なに」
翔太「お前彼氏いなくて思わせぶりな態度とりやがってふざけてんのかよ」
「ふざけてない
それに、」
翔太「それに、なんだよ」
「私彼氏いる」
翔太「は?証拠は?」
「えっと、、」
翔太「証拠ないなら俺の彼女になれよ」
「やだ、、」
翔太「拒否権なし
帰るぞ」(あなたのカバンを持ち)
「、、、」
こっそり、カイに
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「彼氏役して
お願い
話合わせてくれるだけでいい」
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。