prrrr prrrr pr
「はい、もしもし」
海「もしもーし」
「え、海くん?!」
海「名前見ずに出たの?w」
「うんw
ごめん」
海「大丈夫だよ
今度さ、LIVEがあるの」
「うん、あ、調べたよ!」
海「お!ほんとに?!」
「うん!」
海「それでさ、来て欲しいんだ」
「え、行っていいの?!」
海「うん!関係者席取っとくね!」
「それはありがたいけどさ、8号車の人は抽選で当たらなかった人とかいるでしょ?
申し訳ないから普通の席で」
海「そっか、、
じゃあ普通の席で取っといてもらうね!」
「うん、ごめんね、ありがとう」
海「んーん
全然大丈夫だよ
あ、メンバーに紹介してもいい?」
「、、、どうしよ、」
海「なんかダメだった?」
「あ、いや、そういうわけじゃないから」
海「そっか
じゃあLIVE終わったら席で待ってて
席は後で教えるね!」
「あ、あの、あんまり前の方じゃないところにしといて」
海「、、え?」
「あ、ごめん、なんでもない、、」
海「さっきから様子おかしいけど大丈夫?」
「あ、うん、、
話聞いてもらってもいい?」
海「うん、」
「まだメンバーさんには言わないで欲しい
おにーちゃんにも」
海「俺の彼女があなただってこと?」
「うん、名前と顔は教えないで
私の、兄が、、」
海「うん」
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「超特急のユースケなの」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!